おいしさの秘密と私のこだわり
ビールとRTDの併飲ユーザー向けに開発した「金麦〈晩酌サワー〉」
2025年4月7日 12:00
- 2025年3月10日 発売
サントリーは、4月8日から「金麦〈晩酌サワー〉」の通年販売をスタートする。今回はビール・RTD本部 ビール部の磯見亮輔氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。
――商品開発の経緯を教えてください。
磯見氏:飲酒ニーズの多様化が進むなかで、ビールだけでなくビールとRTDを併飲するユーザーが増えていることに着目し、「日常的に家で飲むのに一番ふさわしい“ビール類”」ポジションの確立を目指す「金麦」としてその価値領域を拡げられるチャンスがあると考え、開発に至りました。
2024年の2回の限定発売でこの新たな価値提案に手応えを感じており、金麦の新たな定番品として全国のお客さまに年間を通じてお楽しみいただきたいと考え、2025年4月から通年発売を行ないます。
――どんな特徴があるのでしょうか。
磯見氏:ビール類とRTDを併飲されるお客さまのニーズに応えるべく、香料・甘味料を一切使わず、“麦のやさしいうまみと、柑橘系の爽やかな香りの調和”をビールの醸造技術で実現した商品です。“サワー”のように飲みやすく、爽やかな味わいが特徴です。
――こだわりのポイントは?
磯見氏:「金麦」で採用している贅沢麦芽を使用し、「ビアボール」の知見を活かした高濃度醸造技術を活用することで麦のやさしいうまみを実現していることです。また、希少なレモンドロップホップに加え、シトラホップを採用し、これらのホップの特徴を活用するために「ザ・プレミアム・モルツ ブランド」で培ってきたホッピング技術、上面醗酵のかろやかな醸造香により、狙いとする「柑橘系の爽やかな香り」を実現することができています。2度の限定発売を経て、醸造条件を見直すことで、「麦のやさしいうまみと柑橘系の爽やかな香りの調和」を追求し、より爽やかな後味に仕上げました。
パッケージは、金色の背景に「金麦」のロゴを配することで上質さと親しみやすさを、「麦のうまみと柑橘系の香り」の文言で味わいの特徴を表現しました。また、「晩酌シーンでお食事と合わせて楽しんでいただきたい」と考え、ネーミングを「晩酌サワー」とさせていただいています。
――どんな人に飲んでもらいたいですか?
磯見氏:日々の晩酌が至福の時間で、できるだけ長く過ごしたいと思っている、ビールとRTDを併飲している方に特に飲んでいただきたいです。「金麦〈晩酌サワー〉」は、適度な甘味と酸味があり、また柑橘系の香りもしっかりあることから、温度が高くなっても香味バランスを維持し、心地よい味わい余韻を感じていただけるので、晩酌で1杯目ビールを飲んだあとの2杯目として、食事と一緒にゆっくり楽しんでもらいたいです。
――ありがとうございました。