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すかいらーくの新業態、飲茶TERRACE「桃菜」1号店が町田市にオープン

2023年2月1日 オープン

桃菜の看板

 すかいらーくホールディングスは2月1日、新業態のレストランとなる飲茶TERRACE「桃菜」(とうさい)の1号店を東京都町田市鶴川にオープンする。

 桃菜は、中国茶を楽しみながら点心を味わう食文化の“飲茶”(ヤムチャ)にフォーカスした新業態。アジアンテラスをイメージした店内で、ゆったりとくつろげる空間を演出している。

 メニューとしては、小籠包をはじめとする点心など、約50種類を取り揃え、食べ放題コース、セットメニュー、アラカルトの3通りで提供する。

 食べ放題の料金は、全24品・90分のAコースが2089円、全39品・120分のBコースが2419円、全52品・120分のCコースが2639円となっており、小学生は全コース1099円、3歳以下は無料。

 セットメニューの「選べる飲茶セット」は、麺・飯を1品と点心類を3~5品を自由に組み合わせられるというもので、4品セットが1309円、5品セットが1529円、6品セットが1749円で提供される。

 すかいらーくグループで中華料理というとバーミヤンということになるが、BM・和食メニュー開発グループ 兼 SPメニュー開発グループ 上席スタッフの福島宣嘉氏によれば、「元々バーミヤンでも飲茶の種類を増やそうとした経緯があり、昨年の3月頃に飲茶の食べ放題企画をやってみたところ、本来1か月ぐらいやる予定のものが2週間もしないうちに品切れになってしまうほど好評だった」という。

すかいらーくホールディングス BM・和食メニュー開発グループ 兼 SPメニュー開発グループ 上席スタッフの福島宣嘉氏

 新業態でのこだわりについては「自社製造品を使いセントラルキッチンで作っているものが大半で、それ以外も全部店舗で生肉からボイルしてスープを使って煮込むような形で、それも全部蒸し器で作ってしまうというコンセプトでやっている。点心もオリジナル性を立てて、あまり日本には無いようなものを用意した」としている。

 同社では、2023年中に南関東で約20店舗の出店を計画しており、順次全国展開も図っていく。今回オープンする鶴川店は、元々バーミヤンだった店舗をリニューアルしたものだが、地域のニーズを見ながらバーミヤン以外の系列店舗を桃菜に切り替えたり、新規に開店したりしていくとしている。

厨房内にはジェットスチーマーという大型の蒸し器が導入されている
卓上のタブレットからの注文が基本だが、熱々の点心をワゴン販売する演出もある
小籠包
蟹入り小籠包
チーズ入り海老餃子
海老米粉ロール
トリュフ入り餃子
翡翠蒸し餃子
トンポウロウ
北京ダック
ピータン粥
パンダあんまん