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Amazonの政府備蓄米を購入してみた

「by Amazon 国産ブレンド米 政府備蓄米 令和3年産 5kg」のパッケージ

 Amazon.co.jpは、6月13日から政府備蓄米を使用した「by Amazon 国産ブレンド米 政府備蓄米 令和3年産 5kg」を販売している。当初は在庫なし状態が続き、なかなか買いたくても買えない状況だったが、7月11日~14日にかけて展開されていたAmazon Prime Dayのタイミングで在庫ありの状態が見られるようになった。

 発売されてから約1か月が経過した商品ではあるが、以前ご紹介した「by Amazon 令和6年産 会津産 無洗 精米 コシヒカリ 5kg 令和6年産」との違いなどをご紹介したい。

 最大の違いは、やはり価格。前回のコシヒカリが5680円だったのに対し、今回の備蓄米は1944円。前回のコシヒカリが無洗米だったことを差し引いて考えても、半額以下のインパクトは大きい。

 米粒の見た目については、袋に入った状態で並べてみると、備蓄米の方がやや黄色い印象もあるが、どちらかというと無洗米かそうじゃないかの違いなのかもしれない。黒い紙の上に並べてみると、ほとんど見分けがつかない。

左が前回のコシヒカリ、右が今回の政府備蓄米

 ちなみにパッケージについては、正面のデザインは色違いのほぼ同じテイスト。裏面は内容構成的には同じだが、若干レイアウトが異なっていた。炊き方のポイントも、備蓄米だから浸水時間を長くするといったアドバイスがあるわけではなく、同じことが書かれていた。

パッケージ裏面

 肝心の味わいについては、一般的な米との違いはほとんど感じない。今回は浸水時間も炊飯器任せで変えておらず、巷では香りやパサツキが気になるという声も聞かれるが、そんな印象は全くしなかった。というわけで、シンプルに納豆ごはんでおいしくいただくことにした。

 結論としては、いざ買えてしまうと普通においしいお米なのだが、購入にあたっては注意点がいくつかある。

 まず、1人1点までという購入数量制限がかかっているところ。この点については、他の通販サイトでも同様だ。8月になれば新米も出回り始めると見られることから、今から焦って日持ちしない精米の買いだめに走る必要もないだろう。

 次に注意が必要なのは送料。Amazonの場合、注文金額が3500円以上であれば送料無料というルールなので、前回のコシヒカリはその対象になっていたが、今回はその設定金額を下回っているため、Amazonプライム会員以外は単品購入すると送料が発生してしまうことになる。ほかに必要な商品とあわせて3500円以上にすればいいのだが、無駄遣いしないようにご注意を。

 また、Amazonフレッシュの対応エリアでは、より早く届けてもらうことも可能で、通常販売が在庫なしでもAmazonフレッシュでは在庫ありになっている場合もある。ただ、こちらは最低注文金額が4000円となっており、プライム会員も1万円以上購入しないと通常配送料が無料にならないので、諸条件を確認しながら賢くご活用いただきたい。