おいしさの秘密と私のこだわり

すだち使用でさわやかさとうまみの両立を図った「甘くない檸檬堂 無糖レモンとすだち」

日本コカ・コーラ マーケティング本部 アルコールカテゴリー シニアマネジャーの東條渚氏

 日本コカ・コーラは、「甘くない檸檬堂 無糖レモンとすだち」を9月から販売している。今回はマーケティング本部 アルコールカテゴリー シニアマネジャーの東條渚氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

東條氏:シリーズ開発初期から開発が進められており、「甘くない檸檬堂」の特徴や骨格を活かしながら、すだちの良さを引き立てる味わいを目指して開発されました。「食事を引き立たせる無糖」という特徴を持った製品の新しいアイデアを考えた時に、薬味として用いられる「すだち」に注目しました。さわやかなすだちの香りを活かすために、さまざまなアプローチを模索し、製品化に至っています。

――どんな特徴があるのでしょうか。

東條氏:今回の製品は、すだちのさわやかでフレッシュな香りの後に、レモンのみずみずしいレモンのうまみを残した味わいです。レモンにこだわり抜いた私たちは、レモンが持つうまみが食事を引き立たせることに着目し「甘くない檸檬堂」に使用しているレモンエキスを開発しました。レモンエキスがあることで、味の深みが底上げされ、そこにすだちのさわやかさを加えることでさわやかさとうまみが両立した風味豊かな味わいに仕上がっています。

甘くない檸檬堂 無糖レモンとすだち

――こだわりのポイントは?

東條氏:レモン果汁をていねいに濾過することで極限まで雑味を取り除き、無糖だけど檸檬堂らしい果汁感を楽しめるように作り上げました。飲み進めるに従い、レモンのうま味の余韻が口の中に広がり、またもう一口飲みたくなる味わいです。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

東條氏:お酒単体だけではなく、食事と一緒にお酒を楽しむ方に飲んでいただきたいです。

――ありがとうございました。