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立命館大学と小西酒造、競走馬のフンで栽培した米を使った日本酒「清酒・勝利馬」

2021年6月7日 出荷

清酒・勝利馬

 立命館大学と小西酒造は、SOFIX農業推進機構、田渕農場の協力の下、競走馬の馬フンから作られた堆肥で栽培した米を使った日本酒「清酒・勝利馬(しょうりうま)」を共同開発した。

 同商品は、立命館大学生命科学部の久保幹教授が考案した土壌診断技術「SOFIX(ソフィックス)」を活用し、競走馬の馬有機堆肥で育てた米を使った日本酒の第2弾。「SOFIX土壌認定」でA評価を得た田渕農場(滋賀県草津市)の水田で栽培したコシヒカリを使用しており、第1弾よりも芳醇でボディがありながらも味わいのキレの良さが出ているという。

 内容量は720mlで、価格は3500円(税別)。アルコール度数は16~17度。出荷日は6月7日で、6月1日から小西酒造オンラインショップで予約を受け付けている。

馬有機堆肥の元となる競走馬(滋賀県内)
田渕農場の水田(滋賀県草津市)