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ローソンストア100、おかずが1つだけの「だけ弁当」第3弾は「のり磯辺揚弁当」!

2022年3月9日 発売

ローソンストア100「のり磯辺揚弁当」

 ローソンストア100は、おかずが1つだけの「だけ弁当」シリーズ第3弾「のり磯辺揚弁当」を3月9日に発売する。価格は216円。

 ご飯は、醤油で味付けしたおかかと海苔をのせた「のり弁」で、その上に「ちくわの磯辺揚げ」を3切れのせた。主役の磯辺揚げは「ちくわ」自体の美味しさを追求し、石川県の水産練製品メーカーの焼ちくわを使用。人の手で1本1本、丁寧に衣をつけて揚げている。「青のり」の量についても検討を重ね、磯の香りが楽しめるようなベストバランスに仕上げたという。また、のり弁の海苔が箸で切れずに食べ辛い、というストレスを緩和するために、小さめの海苔を2枚のせた。

 また、「だし醤油」を別添えしている。さぬきうどんの本場である香川県の鎌田醤油が製造する、ぶっかけうどんにも使う醤油で、「ちくわの磯辺揚げ」との相性もよいという。好みの量をかけて“味変”できる。

「のり磯辺揚弁当」(216円)
別添えの「だし醤油」で味変できる

 同社は、「弁当には色とりどりのおかずが入っているべき」という常識を覆し、「好きなものだけを堪能したい」というニーズに応えるため、あえて1種類におかずを絞った超シンプルな弁当シリーズ「だけ弁当」を販売している。「こういうので良いんだよ!」「子供の頃の夢が叶った!」など好評で、2021年6月より販売した第1弾の「ウインナー弁当」は83万食、第2弾の「ミートボール弁当」は32万食を販売したという。

「のり磯辺揚弁当」 発案者・運営本部 統括部長 林氏のコメント

おかずを「ちくわの磯辺揚げ」にした理由:
 ちくわの磯辺揚げは、ウインナー・ミートボール同様、お弁当の定番なのに主役になれないおかずです。嫌いな人はいないのでは?むしろセルフのうどん屋などではトップクラスの人気を誇るので、主役を張れるのではと可能性を感じていました。ちくわの磯辺揚げは、実は自宅で自分でも作るほど大好きなおかずです。ウインナー・ミートボールとどちらも肉系で、子供の頃のお弁当やレストランのお子様ランチをイメージしたものが続いたので、第3弾は和風にして趣向を変えてみました。「そうきたか!」と思っていただけると嬉しいです!

店内では林氏の顔入りPOPを展開する
開発者の林氏

林氏流おすすめの食べ方:
 これから暖かくなる季節ですので、ぜひ、冷やしうどんや冷やしそばと一緒に楽しんでいただきたいです。「だし醤油」を全体にかけてから、ご飯にのっているちくわ磯辺揚げを1つ取り、まずは麺の上に移して食べていただくのがおすすめです!また、ちくわの磯辺揚げは居酒屋でも人気のメニューですので、磯辺揚げをつまみに宅飲みを楽しみ、シメにのり弁を食べる、という楽しみ方もありそうです。

だけ弁当シリーズ 誕生秘話:
 林氏(現・運営本部 統括部長)は「好きなおかずだけを思う存分食べたい!というニーズが必ずあるはず。ローソンストア100は弁当と麺類を一緒に買う人が多いので、その層に訴えかける商品なら必ず売れる。」「弁当のおかずの定番でありながら、主役にはなれないウインナーをメインにした弁当は他にはないので差別化できる!」と考えていたという。

 しかし、商品部に開発を依頼するものの、「売れる訳がない」「見た目のバランスが悪い」「ウインナーだけでは顔にならない」という理由から却下されてきたそう。何度却下されても林氏の熱意は変わらず、その熱意に負ける形で商品部の担当が原材料の調達や製造ラインの調整に改めて挑戦し、10年越しとなる2021年6月に商品発売に至ったという。

左から「ウインナー弁当」「ミートボール弁当」「のり磯辺揚弁当」(各216円)