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「サッポロ 三ツ星グレフルサワー」5月24日発売、レモン以外の選択肢を提案
2022年3月23日 14:26
- 2022年5月24日 発売
サッポロビールは、グレープフルーツサワーの専門ブランド「サッポロ 三ツ星グレフルサワー」を立ち上げ、5月24日に2商品を発売すると発表した。
3月23日に開催されたオンライン発表会において、同社 マーケティング本部 ビール&RTD事業部長の武内亮人氏は、2021年のRTD(Ready To Drink)市場を振り返り、「コロナ禍の影響もあり、家庭内需要が増加し、RTD市場が伸長し、サッポロビールのRTD事業の最高成果となった」と好調をアピール。市場は今後も拡大を続け、2023年には新ジャンルを逆転する規模になるとの見通しを示した。
武内氏は、消費者がRTDに求めることとして、「おうち時間の充実」と「選択する楽しさ」の2つのポイントがあると分析。今後は、他社も含め、商品のラインアップが増えていく中において、より明確な選択理由が求められるようになるとして、同社として「専門性」を追求していくという方向性を見出したという。
そこで登場するのが、レモンと並ぶ“もうひとつの定番サワー”を目指して開発された「サッポロ 三ツ星グレフルサワー」となる。
同氏によれば、グレープフルーツは家飲みにおいても、外食においてもレモンに次いで人気がありながらも、レモンサワーが全体の約50%、グレープフルーツが約10%というシェア構成比となっており、バラエティーさが求められる本来のRTD市場において新たな選択肢を提案することで、さらなる市場の活性化が期待できるという。
商品のラインアップとしては、ホワイトグレープフルーツの爽やかな甘酸っぱさとほのかな苦みによる贅沢な味わいを表現した「贅沢ホワイト」と、ピンググレープフルーツの芳醇な香りと酸味を控えた上品な甘さを表現した「芳醇ピンク」の2フレーバーを用意。アルコール度数はともに5%となる。350ml缶と500ml缶の2サイズで、価格は350ml缶が150円、500ml缶が210円程度となる見込み。
マーケティング本部 新価値開発部の木村亮佑氏によれば、今回の商品では「にごり果汁」「追いグレフル」「濃い味仕立て」の3つのポイントを“三ツ星レシピ”として表現し、圧倒的なジューシーさの実現を目指し、レモンサワーの果汁感からとは異なる果実感にこだわったとしている。