ワインのプロがこっそり教えるベストバイ

ポル・アッカー・クレマン・ド・ロワール(白)

価格:2838円(2026年2月13日現在)
ポル・アッカー・クレマン・ド・ロワール

 ワインを購入しようと売り場を訪れたものの、種類が多すぎてどうやって選んだらいいのか分からない。でも、値段を考えると失敗もしたくない。そんなときに参考にしたいのがプロのアドバイスだ。

 今回は、ワイン専門のECサイト「京橋ワイン」を運営するほか、飲食店や酒販店向けの卸売なども手掛けるワインキュレーション 商品開発部の岡田さんにオススメの1本を伺った。

ワインキュレーション 商品開発部の岡田さん

――このワインを選んだ理由を教えてください。

岡田氏:シャンパーニュと同じ伝統製法で造られながら、手頃な価格で楽しめるのがクレマンの魅力です。「気軽に味わえる贅沢」として、日常にも特別な日にも寄り添ってくれます。なかでもロワールのクレマンは、果実味豊かで親しみやすく、私自身とても好きなスタイル。皆さんにも“毎日飲める上質な泡”としてご紹介したいと思い、今回セレクトしました。

――生産者や産地には、どんなストーリーや背景がありますか?

岡田氏:クレマン・ド・ロワールは、フランス屈指の冷涼産地ロワールならではの澄んだ酸と軽快な飲み心地が魅力です。青リンゴや白桃、シトラスを思わせるみずみずしい果実味がはっきりと感じられ、爽やかで透明感のあるスタイルに仕上がります。主要品種のシュナン・ブランがもたらす柔らかな果実の厚みと、清潔感のあるキレのバランスが良く、全体に親しみやすく上品。クレマンの中でも“軽やかでフレッシュ”という個性が際立つ産地です。

――このワインにあう最高のペアリングを挙げるとすれば何ですか?

岡田氏:レモンをかけた唐揚げの爽やかさとジューシーさに、ロワールのクレマンが持つきれいな酸とみずみずしい果実味が驚くほどマッチします。脂の重さをすっとリセットしてくれるので、どんどん手が伸びる組み合わせです。

――どんな場面で飲んでもらいたいですか?

岡田氏:いつものメニューに少しだけ華やかさがほしいとき。重たくないので、家族や友人とのカジュアルな食事会にもぴったりです。

テイスティングメモ

甘み:ドライ ●──── スイート
渋み:控えめ ●──―─ しっかり
酸味:穏やか ───●─ キリッと
重さ:ライト ──●―─ フルボディ