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イオン、「タスマニアビーフ」肥育50周年で約50品目の新商品を順次発売

2024年4月15日 発表

タスマニアビーフ

 イオンは、「タスマニアビーフ」肥育50周年を記念し、約50品目の新商品を順次発売する。

 同社では、牛肉の輸入が制限されていた1974年、手頃な価格の牛肉を提供したいとの考えから、オーストラリアのタスマニア島で牧場経営をスタート。島内への動物、植物、飼料などの持ち込みが厳しく制限されている中、恵まれた自然環境の下でおいしさと安全性にこだわり続けてきたという。3月時点で約2500ヘクタールの土地において約9000頭が飼育されている。

 成長ホルモン剤を使わないことや、抗生物質を使わないこと、遺伝子組み換え飼料を使わないこと、肉骨粉を飼料として与えないことを徹底しながら、ブラックアンガスの血統100%の牛を素牛として肥育。肉本来の食べごたえやきめ細かな肉質、ジューシーさを併せ持つ赤身が特徴とされる。

 2月からはグリーンアイナチュラルブランドで「タスマニアビーフ 牛タンかたまり」(100gあたり798円)などが販売されており、順次「タスマニアビーフ 手仕込みローストビーフ チョップドカット」(110g+ソース20gで980円)なども登場する(価格は税別)。

 同社では今後も自然環境や持続可能性に配慮した肥育を推進し、牛のストレス軽減に努めたり、地域の食品加工工場で出た規格外のジャガイモを飼料に活用したりしながら、次の50年に向けた取り組みを行っていくとしている。