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コメダ珈琲店、なめらかなとろみがついた「とろみコーヒー」発売

2024年5月29日 発売

コメダ珈琲店「とろみコーヒー」

 コメダ珈琲店(コメダ)は、なめらかなとろみのついた「とろみコーヒー」を5月29日に発売する。価格は460~640円(店舗により価格が異なる)。

 とろみがついていてもコーヒー本来の味わいを感じられるように、コメダブレントと同じアラビカ種の豆を濃く抽出。コメダ珈琲店らしいコクと、苦みの余韻を楽しめる。

 なめらかな口あたりのとろみは、食道をゆっくり通るのでむせにくく、また時間をかけて少しずつ飲んでも冷めにくい特徴を持つとしている。

「とろみコーヒー」(460~640円)

「とろみコーヒー」開発背景

「ひとりでも多くの方にいつまでも安心して飲んでいただける、おいしいコーヒーをお届けしたい」との想いから、歯科医師・日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士である、朝日大学歯学部の谷口裕重教授による監修、さらに石光商事との共同開発で誕生した。

 高齢化が進むなか、飲み込む力が弱くなる人が年々増えている。飲み込む力が弱くなってくると、サラサラとした飲みものはうまく飲み込めずむせてしまったり、気管に入って肺炎を起こしたりという危険性もある。

 むせてしまう経験が重なると飲むことが怖くなり、どんなに好きだったコーヒーも安心して飲めないと思うと、いつの間にか敬遠し、コーヒーを卒業してしまう。

 コメダ珈琲店はそんな悲しいコーヒーからの卒業を減らし、一人でも多く安心してコーヒーを楽しむくつろぎの時間を楽しんでもらいたい、としている。