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ゴンチャ初のペットボトル商品、セブン-イレブン限定で7月2日発売

2024年7月2日 発売

「貢茶 黒糖烏龍ミルクティー」「貢茶 阿里山烏龍ピーチティーエード」を手にアピールする本田望結

 ゴンチャ ジャパンとキリンビバレッジは、ゴンチャ初のペットボトル商品「貢茶 黒糖烏龍ミルクティー」「貢茶 阿里山烏龍ピーチティーエード」を7月2日にセブン-イレブン限定で発売する。400ml入りのペットボトルで販売され、価格は各168円(税別)。

「貢茶 黒糖烏龍ミルクティー」は、中国福建省産の芳醇な香りを持つ烏龍茶と、コクのある黒糖の甘みが楽しめるミルクティーで、ゴンチャのメニューの中でも高い人気を誇っている。

「貢茶 阿里山烏龍ピーチティーエード」は、台湾のお茶どころ阿里山産の烏龍茶葉を使用した阿里山烏龍ティーに、甘い香りとジューシーな味わいの黄桃を合わせたフルーツティーとなる。

「貢茶 黒糖烏龍ミルクティー」(左)と「貢茶 阿里山烏龍ピーチティーエード」(右)

 発売を前に6月27日に開催された発表会において、ゴンチャ ジャパン 代表取締役社長の角田淳氏は「ゴンチャと言えばタピオカというイメージだが、実はティーカフェブランド。アジア発の新しいティーの楽しみ方を提案し、若い女性を中心に支持をいただいてきた」と語った。

 同社では、阿里山ウーロンティー、ブラックティー、アールグレイティー、烏龍ティー、季節のおすすめティー(ジャスミングリーンティーなど)の5つのベースティーそれぞれの品質や抽出時間、抽出方法、提供までの時間などにこだわり、トッピングも含めて、気分にあわせてさまざまなアレンジで楽しめるティーカルチャーの定着を目指してきた。

 そんなゴンチャは、現時点で国内に160店舗を構え、来年には200店舗、将来的には1000店舗を目指しているが、まだ店舗がない県が17県あり、非利用の理由の3割が「近くに店舗がない」という調査結果もあることから、店舗以外のルートでブランドの世界観やティーの楽しみ方を伝えていくため、ペットボトル商品を開発することにしたという。

(左から)セブン-イレブン・ジャパン シニアマーチャンダイザーの上條智氏、ゴンチャ ジャパン 代表取締役社長の角田淳氏、キリンビバレッジ 常務執行役員 営業本部長の佐藤哲彦氏

 製造パートナーとなるキリンビバレッジには、「午後の紅茶」や「生茶」といったロングセラー商品で培われた技術やノウハウがあり、工場においても家やお店と同じように実際に茶葉から抽出している。

 キリンビバレッジ 常務執行役員 営業本部長の佐藤哲彦氏は、「午後の紅茶や生茶は比較的オーソドックスな商品だが、ゴンチャの商品はかなり攻めており、ワクワクする。お互いのいいところを残しながら新しい価値を作ろうと考えた」と語る。

 販売を担当するセブン-イレブン・ジャパン シニアマーチャンダイザーの上條智氏は、消費の二極化が同社の販売実績にも反映されていることを示し、「値ごろ感のある商品と贅沢をしたい商品があわせて伸びている。今回の商品はドリンク売り場の中では少し高めで、贅沢をしたいという人に向けた商品」とその位置づけを説明する。

 また、コーヒーや緑茶の市場が横ばいかやや苦戦気味で推移している一方、紅茶やそれ以外のお茶が大きく伸びており、セブンカフェの隣でセブンティーを販売している一部店舗においては、ティーがコーヒーを上回る実績を示していることを紹介。

 一方、ペットボトル飲料の購入率を年代別で比較すると、20代以下が低下傾向にあるため、こうした若い世代に人気があるゴンチャの商品を扱うことにメリットがあるとしている。

 発表会の後半では、ゴンチャ ジャパン マーケティング本部 R&D シニアマネージャーの中山拓美氏、キリンビバレッジ 商品開発研究所 飲料開発担当の長井美保氏に加え、本田望結がゲストとして登場。

(左から)ゴンチャ ジャパン マーケティング本部 R&D シニアマネージャーの中山拓美氏、キリンビバレッジ 商品開発研究所 飲料開発担当の長井美保氏、本田望結

 長井氏によれば、試作回数は各商品30種類以上、あわせて60回以上に上った。

 中山氏は、今回の商品開発において配慮したのは、さまざまなシーンで飲まれるペットボトル商品としてのバランスだと語る。ピーチティーエードについては、一口目のピーチのコクと甘みを感じられる設計を重視。黒糖ミルクティーでは、32回目の試作品であることを示すKO-32というサンプルまでなかなか味が決まらなかったと振り返った。

 自身もターゲット世代となる長井氏は「改めて自分がゴンチャに行ったときに求めるものをフラットに考えてみた結果、新しいアプローチが浮かび、今の味を作ることができた」としている。

 夢はゴンチャで働くことだと語る本田望結は、「烏龍ミルクティーにパール(タピオカ)を入れるのが私の中での王道。黒糖烏龍ミルクティーといつも迷う。甘いドリンクを飲みたいときはチョコレートミルクにミルクフォームをトッピングする」と、自身のヘビーユーザーぶりをアピール。

 貢茶 阿里山烏龍ピーチティーエードを試飲し、「一口目のおいしさに感動した。桃の香りがすごい。ゴンチャならではのティーの香りもすごい。ストローなしでごくごく行ける感じ」と絶賛。貢茶 黒糖烏龍ミルクティーについては、「普段からゴンチャの黒糖烏龍ミルクティーが好きなので、あの味がペットボトルで味わえるのがすごい。ファンとして感動した。香りもそうだし、烏龍の味がちゃんといる」と興奮気味に語っていた。

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