ニュース

ファミマ、食欲を直撃する「背徳のコンビニ飯」爆誕“本能にあらがえない、禁断のウマさ”

2024年9月17日 発売

ファミマ「背徳のコンビニ飯」全8種類

 ファミリーマートは「背徳のコンビニ飯」全8種類を9月17日に発売する。“本能にあらがえない、禁断のウマさ”をテーマに、おむすびやサンドイッチ、丼やパスタに、欲望を駆り立てる7種類の背徳食材(背脂、バターソース、にんにく、から揚げ、玉子、マヨソース、チーズ)を使用した。

 見た目のインパクトにもこだわり、1品で800kcal超えのハイカロリー弁当も展開。また、ファミリーマートならぬ「ファミリー魔ート」な特別ムービーも公開し、9月17日~10月7日に「スマートニュース」「LINEクーポン」で「背徳のコンビニ飯」全8種類に使える30円引きクーポンを配信する。

ファミマ「背徳のコンビニ飯」“本能にあらがえない、禁断のウマさ”

・背脂にんにく入りマヨソースの背徳感!「まるごと煮玉子むすび」: 298円(一部地域では仕様が異なる)
 煮玉子をまるごと1個使用し、背脂にんにく入りマヨソースとにんにく香る醤油ごはんで包んだ食べ応えのある商品。
・鶏と豚のダブル主演「大盛ごはん!タルタルから揚げ&にんにく豚焼肉丼」: 638円
 300gの大盛ごはんに主演級おかずを贅沢にトッピングしたよくばり弁当で、ハイカロリーな891kcal。
・チーズに“かけ過ぎ”は存在しない!?「チーズに溺れる濃厚カルボナーラ風ライス」: 598円
 ごはんの上にチーズ入りの濃厚なホワイトソースをのせ、さらに上からたっぷりのチーズをトッピングした見た目にもカルボナーラな商品。ガーリックやコショウで味にアクセントを付け、重たくならずに最後まで美味しく食べきれるとしている。
・ガーリック&バターソース&マヨソースの背徳トリオ「ガーリックバターチキンサンド」: 395円
 にんにく醤油に漬け込んで焼いた鶏もも肉と一緒にオニオン・ガーリック・ペッパーが効いた背徳なマヨソース入りポテトサラダと、ガーリックバターソースをあわせてサンドした。見た目以上に“背徳”感を味わえるという。
・欲望をまぜて食らえっ!「麺屋こころ監修 背脂ニンニクマシマシ!台湾風まぜそば」: 680円
 人気商品「麺屋こころ監修 台湾風まぜそば」を背徳アレンジし、刻みニンニクを増量し、背脂をトッピング。パンチのある商品に仕上げた。
・帰ってきた改造パスタ「大盛 から揚げとにんにく背脂醤油マヨパスタ2」: 578円
 2023年9月に発売し“背徳感あるパスタ”として話題となった商品がパワーアップ。にんにくを効かせ、背脂を加えた醤油仕立ての和風パスタ。2024年はマヨソースを追加。
・チーズはあればあるほどうまい「チーズに溺れる!4種のチーズグラタン」: 578円
 4種のチーズ(ゴーダ・チェダー・モッツアレラ・パルメザン)をトッピングした背徳感たっぷりのチーズグラタン。チーズ好きにおすすめ。
・たこも驚くチーズの海!「チーズに溺れる!明太チーズたこ焼き」: 538円
 2024年5月に発売した「明太チーズのとろ~りたこ焼き」のチーズ量を4倍にして、背徳感のある商品に仕立てた。

7種類の背徳食材を使った「背徳のコンビニ飯」
「まるごと煮玉子むすび」(298円)
「大盛ごはん!タルタルから揚げ&にんにく豚焼肉丼」(638円)
「チーズに溺れる濃厚カルボナーラ風ライス」(598円)
「ガーリックバターチキンサンド」(395円)
「麺屋こころ監修 背脂ニンニクマシマシ!台湾風まぜそば」(680円)
「大盛 から揚げとにんにく背脂醤油マヨパスタ2」(578円)
「チーズに溺れる!4種のチーズグラタン」(578円)
「チーズに溺れる!明太チーズたこ焼き」(538円)

「『頭おかしい食べ物シリーズ』『新しいアホの弁当』はポジティブに捉えています」背徳のコンビニ飯キャンペーン実施背景

株式会社ファミリーマート マーケティング本部 メディア&プロモーション改革推進部長 橋本剛氏

「背徳のコンビニ飯」キャンペーン実施背景についてマーケティング本部 メディア&プロモーション改革推進部長の橋本剛氏は「コロナ後、食のトレンドが健康を求めるニーズがある一方で、背徳的な食体験が求められる傾向がある」と説明。

 背徳グルメは「飯テロ」としてSNSやメディアでも話題となり、投稿を見た人も食欲が刺激され、Instagramのハッシュタグ投稿件数は「ヘルシー」に比べて「飯テロ」「大盛り」「ボリューム満点」は大幅に多くなっている。

食のトレンドが健康を求めるニーズがある一方で、背徳的な食体験が求められる傾向

 これについて日常のストレスからの一時的な開放を求める消費者心理に起因していると分析。同社は消費者の多様なニーズに対応し、品揃え戦略の一環として、これまでも「40%増量作戦」キャンペーンなどをはじめ、ボリューム感のある商品を展開してきた。

 商品のネーミングや見た目のインパクトがあることから、Webの記事で「頭のおかしい食べ物シリーズ」や「新しいアホの弁当」「ファン待望の体に悪そうな新作」などSNSでも話題になっていることについて、橋本氏は「ポジティブに受け止めている。いじられているような感じ」と述べた。

ボリューム感のある商品は好評

 直近も背徳な商品の人気は継続しており、温かい麺販売金額ランキングで「千里眼監修 ニンニクザンマイ(まぜそば)」は定番商品を抑え1位に(8月26日週・関東エリア)。さらに弁当も「大盛ごはん!甘辛鶏から揚げ弁当」も同様に1位となった(8月26日週・中国・四国エリア)。これらの背景を踏まえて登場したのが「背徳のコンビニ飯」というわけだ。

背徳商品の人気は継続
「背徳のコンビニ飯」爆誕
株式会社ファミリーマート 商品本部 デリカ食品部 調理パン・調理麺グループマネージャー 笠原真輔氏

 商品担当の商品本部 デリカ食品部 調理パン・調理麺グループマネージャーの笠原真輔氏は「背徳のコンビニ飯」の特徴について、欲望をかき立てる7種類の背徳食材を使用し、全8種類の商品のなかで、好調な一部商品をさらにおいしく“背徳アレンジ”として、背徳食材を追加した。さらに、見た目のインパクトにもかなりこだわり、主張の強い食材だからこそ、食べ進みがよくなるよう工夫したという。

「背徳のコンビニ飯」のこだわり
「まるごと煮玉子むすび」(298円)
「大盛ごはん!タルタルから揚げ&にんにく豚焼肉丼」(638円)
「チーズに溺れる濃厚カルボナーラ風ライス」(598円)
「ガーリックバターチキンサンド」(395円)
「麺屋こころ監修 背脂ニンニクマシマシ!台湾風まぜそば」(680円)
「大盛 から揚げとにんにく背脂醤油マヨパスタ2」(578円)
「チーズに溺れる!4種のチーズグラタン」(578円)
「チーズに溺れる!明太チーズたこ焼き」(538円)

 メインターゲットは20~50代の男性で背徳商品を食べたい需要に応える。なお、既存の背徳商品の購入者層は7割が男性だが、3割ほど女性(30~40代)もいるという。第2弾の商品展開については、消費者、社内の関係部署などの声を聴きながら検討していくとのこと。

 記者も一部商品を試食したが、ニンニクの食欲を直撃する香りが嗅覚を刺激し「これ毎日食べたら太るだろうな~」と背徳感を感じた。出社時のランチや人と会う約束をしている前に食べるのは注意いただきたいが、食べるときは存分に「背徳のコンビニ飯」を堪能してほしい。

背徳感を感じながら食べる「背徳のコンビニ飯」