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日清食品チルド、天下一品監修ラーメンやカラムーチョ焼そばなどを発売
2025年2月26日 17:39
- 2025年2月26日 取材
日清食品チルドは2月26日、直近で発売するチルド麺の注力商品に関する説明会を開催し、マーケティン部 課長の佐野正作氏が商品の特徴を説明した。
すでに2月24日に発売されたものとなるが、有名店シリーズの新商品として「天下一品 濃厚鶏白湯 2人前」が登場。全国に200店舗以上を展開する京都発祥の人気店の看板メニューとなる「こってり」の味わいを再現した商品で、液体スープと粉末スープの2種類を組み合わせることで、独特のとろみとこってり感を演出している。
麺についても、同店の麺をイメージして新開発した中細ストレート麺を使用するなど、お店の味わいの再現性にこだわっている。佐野氏によれば、3年越しでようやく商品化にこぎつけた力作とのこと。1パック650円(税別、以下同)で販売される。
3月1日には「冷たいトムヤムクンのラーメン 2人前」「カラムーチョ焼そば 2人前」「行列のできる店のラーメン スパイスカレー 2人前」「行列のできる店のラーメン 至極の辛麺 濃厚旨辛醤油 1人前」といった商品が発売される。
「冷たいトムヤムクンのラーメン 2人前」は、2009年に夏季限定商品として発売された「冷たいラーメン」シリーズの最新商品。人気のタイ料理店「マンゴツリー」の監修の下で開発されたもので、ココナッツミルクのコクとレモングラスの風味、エビの旨みを心地よい酸味や辛味ととも楽しめる。
同社では冷たいラーメンシリーズの1商品として「冷たいレモンのラーメン 2人前」を販売しているが、佐野氏によると、同商品については今夏に向けて炭酸割りを訴求していく方針。同シリーズではトマトなどのフレーバー展開も行なっているが、「試してみたところ、レモンはおいしかった」とのことで、レモン以外は推奨されない模様だ。1パック475円で販売される。
「カラムーチョ焼そば 2人前」は、日清食品グループ傘下の湖池屋の人気スナック菓子「カラムーチョ」のスパイシーな味わいを焼そばで表現したもの。同社では、カップ焼そばの「U.F.O.」のチルド商品化も行なってきたが、それとは異なる中細麺を使用し、ローストオニオンなどの野菜やチキンの旨みをベースに、ロースト唐辛子やガーリックを加えることでカラムーチョらしい辛旨な味わいを生み出している。
途中でカラムーチョを追加する“追いカラムーチョ”により、食感の変化を楽しむこともできる。1パック385円で販売される。
「行列のできる店のラーメン スパイスカレー 2人前」は、湯切り不要で、フライパンで手軽に調理できる本格ラーメン。約20種類のスパイスをきかせたカレースープで、佐野氏が言う「なかなか家では再現できない」スパイシーな香りと味わいが楽しめる。1パック600円で販売される。
「行列のできる店のラーメン 至極の辛麺 濃厚旨辛醤油 1人前」は、同社史上最高の辛さレベル5の激辛をウリにした商品。4種類の唐辛子と花椒を使用した「特製ブレンド唐辛子」が別添で用意されており、これを加えることで辛さレベル5に到達する。こちらも湯切り不要でフライパン1つで調理できる。1パック365円で販売される。