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ヱビスの新作ビール「和奏」を先行体験できるイベント、8月22日~

2025年8月22日~31日 開催
マーケティング本部 ビール&RTD事業部 ヱビスブランドグループ ヱビスブランド ブランドマネージャーの沖井尊子氏(左)とマーケティング本部 ビール&RTD事業部 ヱビスブランドグループ Chief Experience Brewerの有友亮太氏(右)

 サッポロビールは、8月22日~31日にかけて東京・恵比寿で開催するイベント「YEBISU BEER HOLIDAY」のなかで、9月2日に発売する新商品「ヱビス クリエイティブブリュー 和奏(わかな)」の樽生の先行販売を行なう。

 同社では、今年で135周年となるヱビスブランドにおいて培ってきた技術と知見を活かしながら、既成概念にとらわれない形で新たなビールの開発にチャレンジしていくラインとして「CREATIVE BREW」を展開しているが、今回登場する和奏はその第9弾となる。

 マーケティング本部 ビール&RTD事業部 ヱビスブランドグループ Chief Experience Brewerの有友亮太氏によれば、和奏の特徴は、国産ホップを100%使用していること、3種類のホップの個性を引き出すためにそれぞれ最適なタイミングで3段階に分けて添加していること、ヱビスらしい味わいや深いコクを実現するためにヱビス酵母を使用していることの3つ。

ヱビス クリエイティブブリュー 和奏

 ホップについては、深みのある苦味が特徴の「信州早生」、上品でハーバルな香りが特徴の「リトルスター」、フルーティーでトロピカルな香りが特徴の「フラノマジカル」の3種類を使用。

3種類の国産ホップを使用

 YEBISU BREWERY TOKYOでは、昨年から国産ホップ100%の「Elite Hop」シリーズを提供しているが、そこで使用していたフラノマジカルを、伝統的なホップと組み合わせることで誕生したのが和奏ということになる。

 マーケティング本部 ビール&RTD事業部 ヱビスブランドグループ ヱビスブランド ブランドマネージャーの沖井尊子氏は、「プレミアムブランドのヱビスで国産ホップの魅力を引き出し、伝えていくことで日本のホップのおいしさに気づいていただき、価値化を図りたい」とその意義を強調しつつも、生産量が少ない国産ホップを使用した商品を全国展開する難しさがあったと明かす。

 また、繊細で特徴が穏やかな国産ホップを使いながら、ヱビスとして期待に応えられる豊かなおいしさを実現できるか、不安があったという。商品化にあたっては、YEBISU BREWERY TOKYOにおいて小ロットでさまざまな切り口のビールを作って試せる環境が開発に大いに役立ったと振り返る。

 8月22日から開催される「YEBISU BEER HOLIDAY」は、そんなYEBISU BREWERY TOKYOがある恵比寿ガーデンプレイスで開催されるビールと食事が楽しめるイベントとなっている。

 フードメニューについては、恵比寿エリアの飲食店の協力の下で行なわれた「ヱビスビールにあう逸品グランプリ」の上位入賞店がキッチンカーで出店し、和奏をはじめ、ヱビスブランドの各種ビールにあうメニューが提供される。店舗は22日~26日の前半と、27日~31日の後半で入れ替わる形になっており、訪れる度に異なるペアリングで楽しめるようになっている。

 営業時間は平日が16時~21時、土日が11時30分~21時。入場料は無料で、ドリンクやフードを都度決済(キャッシュレスのみ)で楽しむ形となる。当日並んで入場することもできるが、オンラインで事前予約することもできる。