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DEAN & DELUCA“1食1728円”の高級レトルトカレーを食べてみた

DEAN & DELUCA「ブラックキャラメルカレー」

 DEAN & DELUCA(ウェルカム)は「ARTISAN MEALS」と題したレトルト食品シリーズを販売しています。

 ARTISAN(職人)を名乗るとおり、日本全国の生産、精肉加工、熟成を手掛ける肉の職人たちとこだわってつくり上げたプレミアムコレクションになっています。

 ラインアップを見ると、一般のスーパーで購入するレトルトのカレーやパスタソースなどと比較してなかなかの価格帯になります。今回は京都・伏見にある熟成精肉店「京中」さんの「ブラックキャラメルカレー」をいただいてみました。

DEAN & DELUCA「ARTISAN MEALS」

価格:
・京中式黒毛和牛熟成肉「ブラックキャラメルカレー」(1728円・250g)
・ELEZO「蝦夷鹿ブラックベリーカレー」(2376円・240g)
・ELEZO「放牧豚ラグーソース」(2376円・220g)
・ELEZO「放牧牛ブラウンソース煮込み」(3024円・260g)
・ふくどめ小牧場 幸福豚「ケイジャンプルドポークカレー」(1728円・230g)
Webサイト: DEAN & DELUCA「ARTISAN MEALS」

「ブラックキャラメルカレー」の外箱の質感と厚み

 まずパッケージに漂う高級感がすごいです。そして外箱の厚みが約4cmもあり、「これほどの厚みがなければ入らない何か」の存在を予感させます。箱を空けるといわゆるレトルトの銀色の袋が登場します。温めは湯煎か電子レンジです。最近は袋のまま電子レンジOKという商品もときどきありますが、本商品は容器に移してラップをかけてチンです。

 湯煎をして開封すると、大きなお肉がゴロゴロゴロゴロ次から次へと出てきます。数百円で購入できる商品とは一線を画す、圧倒的なお肉の量です。

 キャラメリゼしたオニオンをベースに煮込んでいるそうで、カレーというよりはビーフシチューに近い見た目と香りになります。巨大な肉を贅沢に一口で放り込むとホロホロとほどけ、旨みをじわっと感じます。これはおいしいです。見た目だけでなく、味もカレー属というよりシチュー属に近い位置付けで、旨みやほのかな甘みをじっくりと楽しむ設計になっています。“カレー”と思い込むよりも、「熟成肉の煮込み料理」という感覚で味わうと、とてもおいしく贅沢なメニューです。

 公式サイトでは「お好みで七味唐辛子を」と提案しているので、辛さを求める人はお手元の好きなスパイスを足してみましょう。私は黒七味を途中から加えてみましたが、ピリッと味が締まった味変になりました。

 DEAN & DELUCAの「ARTISAN MEALS」はそのほかにもさまざまなARTISANとコラボした商品を展開しています。プチ贅沢や、ちょっとした贈り物にいかがでしょうか。

ELEZO「蝦夷鹿ブラックベリーカレー」(2376円・240g)
ELEZO「放牧豚ラグーソース」(2376円・220g)
ELEZO「放牧牛ブラウンソース煮込み」(3024円・260g)
ふくどめ小牧場 幸福豚「ケイジャンプルドポークカレー」(1728円・230g)