おいしさの秘密と私のこだわり
プロの技術を家庭でも、ヤンマーの「ライスジュレ(とろみのもと)」
2021年7月7日 09:00
- ライスジュレ(とろみのもと):150g 378円、300g 540円
ヤンマーマルシェは、米と水だけで作られた「ライスジュレ(とろみのもと)」を発売した。同社 商品部の井口有紗氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。
――商品開発の経緯を教えてください。
井口氏:「ライスジュレ」は、お米と水のみを原料とした100%植物由来のヤンマーオリジナル商品で、お米の新たな価値創出への貢献と、安全・安心な食の提供を目指しています。今まで製菓・製パンや惣菜など、幅広い分野の食品に採用いただいてきましたが、今回は、特に多く寄せられていた調理現場のプロの方々のご要望をもとに、とろみづけに特化したラインアップとして開発しました。
――どんな特徴があるのでしょうか。
井口氏:調理現場で活躍されるプロの方々から、ライスジュレの良さは「無味無臭であること」「分離しにくいこと」と好評をいただいてきました。お好みの素材と水、調味料などをミキサーなどで混ぜるだけで簡単にとろみをつけることができます。自然な食感を残し、時間が経っても分離しにくいため、素材の風味を損なわずに、スープのほかにもカレーやプリンなど、さまざまな料理に使っていただけます。
――こだわりのポイントは?
井口氏:プロだけでなく、ご家庭でも使いやすいように、これまで冷蔵保存だったものを常温タイプで使いやすい柔らかさの商品として開発しました。パンや焼き菓子の生地など用途によって選べる硬さのラインアップを揃えています。パッケージデザインについても、親しみやすく、使い方を理解していただけるように当社のデザイン部門と何度も議論して完成したこだわりのひとつです。
――どんな人に使ってもらいたいですか?
井口氏:ぜひご家庭でも野菜スープなどのとろみづけに使っていただき、旬の素材をおいしく召し上がっていただければと思います。また、原材料はお米と水だけですので、グルテンフリーやプラントベースドなどを取り入れていらっしゃる方にも試していただければ嬉しいです。