おいしさの秘密と私のこだわり

リラックスタイムを演出する日本限定の「カンタービレ トワイライト スプマンテ」

メルシャン マーケティング部 輸入グループの北薗麻衣子氏

 メルシャンは、スパークリングワインの新商品「カンタービレ トワイライト スプマンテ」(ブリュット/ロゼ)を発売した。同社 マーケティング部 輸入グループの北薗麻衣子氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

北薗氏:今回発売する「カンタービレ トワイライト スプマンテ」シリーズは、「お客さまに、もっと自由に、リラックスして飲めるスパークリングワインを提供したい」「シーンを選ばず気軽に楽しめるスパークリングワインで、お客さまの毎日を豊かにしたい」という思いを持った当社とボスコ社が、コンセプトから共同で造り上げた日本限定販売のスパークリングワインです。

 当社調べでは、日本のお客さまはスパークリングワインに対して「爽快な味わい」「心地よい発泡感」「華やかさ」を求める一方で、「特別な時に楽しむもの」という印象を持っている方が多く、日常的な飲用に至っていないことが分かりました。

“カンタービレ”はイタリア語で「歌うように表情豊かに」という意味の音楽記号を意味し、“トワイライト”は「夕暮れや黄昏」を意味する英語です。ヨーロッパのアペリティフタイムのように、いつもの週末に夕暮れからリラックスして気軽に自由に楽しんでいただきたいという願いを込めて名付けました。イタリア産のスパークリングワインならではのフレッシュで軽快な味わいが特徴で、できたてのような新鮮な美味しさを感じることができ、食前から食後のデザートまでこの1本でお楽しみいただける商品ができあがりました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

北薗氏:味わいについては、できたてのような新鮮なおいしさを感じることのできるフレッシュで軽快な味わい、心地よい発泡感をお楽しみいただけます。生き生きとしたクリーンでフレッシュな味わいと、適度な心地よい口当たりを実現しています。

 パッケージについては、輸入スパークリングワインらしい「華やかさ」や「高級感」を備えながら、おしゃれでスタイリッシュに楽しめるようなコンセプトで、ボトル・ラベルをデザインしました。ボスコ社では良いワインになることを願い、歌いながらブドウを収穫していることからイタリアの演奏記号「Cantabile(カンタービレ)」と名付けています。また「音符」をあしらいスパークリングの泡が立ち上がるイメージを描くことで、楽しい時間を自由にリラックスして楽しむスパークリングワインであることを表現しました。背景のグラデーションはブリュットが宵、ロゼは夕暮れをイメージしており、アペリティフの時間やプライベート時間へのオンとオフの切り替えを表現することで、お楽しみいただきたいシーンやリラックス感を醸し出しております。

カンタービレ トワイライト スプマンテ ブリュット
カンタービレ トワイライト スプマンテ ロゼ

――こだわりのポイントは?

北薗氏:日本のお客さまに「もっと気軽にもっと自由にスパークリングワインのある満たされた時間、人生を豊かにする時間を提供したい」という想いを起点にしてコンセプトからネーミング、ラベルデザインまでメルシャンが開発しました。

 スパークリングワインに対して「特別な時の飲み物」という印象をお持ちの方に、いつもの食事とあわせてもっと気軽に楽しんでいただけるよう、味わいの「フレッシュさ」にこだわりました。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

北薗氏:早朝に収穫しすぐにプレス(搾る)することでフレッシュさをキープし、新鮮な味わいのスパークリングワインを実現しています。コロナの影響下で抱えているストレスを克服しようとする中で、メンタルヘルスを日常的にケアするものとして捉える風潮は今後も続くと推測されます。在宅での生活スタイルがスタンダードになっている中で、オンとオフの切り替えやリラックスできるシーンの需要はますます高まると考えています。心のスイッチを上手に操り、おうちでの自分の時間を楽しみたいお客さまに楽しんでいただきたいです。

――ありがとうございました。