おいしさの秘密と私のこだわり

桃の風味をそのまま楽しめる「福島あかつき もも」、今年は缶で販売

JR東日本クロスステーション ウォータービジネスカンパニー 商品部販売ユニットの阿久澤氏

 JR東日本クロスステーションは、acureブランドで飲料事業を展開しているが、近年、数量限定で販売される「福島あかつき もも」が人気になっている。今回はウォータービジネスカンパニー 商品部販売ユニットの阿久澤氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

阿久澤氏:毎年エキナカの自販機で好評いただいている「福島あかつき もも」ですが、今年は製造に必要な設備環境の確保が難しく、ペットボトルでの発売を断念いたしました。しかし、楽しみにされているお客さまに今年もなんとかお届けしたい、そんな想いから、形を缶に変えてなんとか発売することができるようになりました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

阿久澤氏:福島県産のブランド桃「あかつき」のみを使用したストレート果汁100%の桃ジュースです。果実から搾った果汁をそのまま容器に詰め込んだような飲料で、色味や香味、糖度などの味わいは使用する桃の作柄によって微妙に異なります。桃の風味がそのまま活きているストレート果汁ならではの醍醐味として、その違いもぜひお楽しみください。

福島あかつき もも

――こだわりのポイントは?

阿久澤氏:味わいの歴史と進化です。2011年の「モモごこち」(果汁50%)を発売後、2013年には「福島あかつき」として再度商品化。その後、2014年に果汁75%、2015年に濃縮還元の果汁100%、2016年にストレート果汁100%と進化を続け、国産桃果汁の飲料として今年で15年目を迎える商品です。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

阿久澤氏:例年「福島あかつき もも」を楽しみにしてくださっているお客さまはもちろん、今年はじめて「福島あかつき もも」を知った方にもお飲みいただきたいです。長年ご愛飲いただいている方々には、形は変わっても変わらないおいしさを、また、まだこの味をご存知ない方には、桃そのものの風味を活かした贅沢な味わいをぜひお試しいただけますと幸いです。

――ありがとうございました。