おいしさの秘密と私のこだわり

世界三大紅茶が楽しめる、ココス「プレミアム ドリンクバー」

2025年12月2日 開始
ココス 販促担当の今村氏

 ファミリーレストラン「ココス」(ココスジャパン)は、45種類のドリンクを楽しめる「プレミアム ドリンクバー」(462円)において、「ウバ」と「キームン(祁門紅茶)」の茶葉の提供を開始した。これで世界三大紅茶であるウバ・キームン・ダージリンをプレミアム ドリンクバーで楽しめるようになった。今回はココス 販促担当の今村氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

今村氏:お客さまにより一層バリエーション豊かなドリンクをお楽しみいただきたいと考え、プレミアム ドリンクバーへのウバとキームンの導入を決めました。

ココスのスローガンである「ココロはずむココス」らしいお食事を楽しんでいただくには、お食事を含めご提供する商品ラインアップが季節性やバリエーションに富んでいること重要だと考えています。

 ココスのプレミアム ドリンクバーは、お客さまがココスを選んでくださる理由の一つと考えておりますので、これまでもソフトドリンクはもちろん、コーヒーマシンや紅茶の種類、品質にこだわってきました。今回のウバとキームンの導入で常時13種類のお茶をご提供することになります。ぜひ、バリエーション豊かなココスのプレミアム ドリンクバーをお楽しみいただきたいです。

――ウバはどんな特徴があるのでしょうか。

今村氏:ウバは紅茶の生産量が世界トップクラスのスリランカの紅茶です。スリランカ中央高地の東側に位置するウバ州の標高1200m以上の高地で栽培されたお茶で、メンソール感のあるすっきりとした香りとキレのある味わいが特徴です。

 ストレートで渋みやコクをお楽しみいただくのもおすすめですし、ミルクとの相性がよいので長めに抽出してミルクティーにするのもおすすめです。ココスの名物デザート「CoCoプリン」のようにクリーミーな商品とのペアリングをお楽しみください。

ウバはメンソール感のあるすっきりとした香りとキレのある味わいが特徴

――キームンはどんな特徴があるのでしょうか。

今村氏:茶の発祥の地といわれる中国では、烏龍茶やプーアル茶など多彩なお茶が生産されています。キームンは、安徽省およびその周辺地区で生産された紅茶で、芳醇な香りが特徴です。花や果実を想起させるような甘い香りに、焙煎によるほのかにスモーキーな香りが重なり、オリエンタルで華やかな風味をお楽しみいただけます。

 渋みが少なく、まろやかな味わいのため、デザートだけでなくお食事とも合わせやすい紅茶です。日本ではダージリンなどと比べると比較的流通の少ない紅茶なので、初めてお見かけになる方もいらっしゃるかもしれません。フルーティな風味のバーべーキューソースを付けてお召し上がりいただくカリカリポテトなどとのペアリングをご紹介しています。

キームンはバーべーキューソースを付けて食べるカリカリポテトとのペアリングがおすすめ

――こだわりのポイントは?

今村氏:ココスの紅茶の多くは、ゼンショーが途上国の生産者から調達しているフェアトレード茶葉を使用しています。たとえばダージリンを生産するインドでは、社会開発資金(原料買取価格のなかで現地の方々が必要とするさまざまな生活改善活動に充てられる金額)を、茶園労働者とその家族が利用できる診療所の改修工事などに活用してきました。ウバについても社会開発資金の使い道などを決め、今後活動を進めていく予定です。

 キームンは直接提携型のフェアトレードとは別で調達をしていますが、こちらもゼンショーの社員が直接現地に赴き、日本基準の農薬検査、微生物検査など厳格な検査をクリアしたうえで、品質をしっかり確かめて調達をしています。

ゼンショーホールディングスは2012年からインドにおいてフェアトレードの取り組みを行なっている。写真は2025年6月に改修された診療所

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

今村氏:紅茶好きの方も、普段あまり紅茶を飲まれない方も、この機会にぜひココスでさまざまな紅茶を飲み比べてみていただきたいです。世界三大紅茶はそれぞれ風味がまったく異なるので、その違いを楽しんでいただくのも面白いと思います。
 また、今回の導入を記念して、12月8日までの期間限定で、「プレミアム ドリンクバー」のセット価格(料理またはデザートの注文が必要)が通常319円のところ、108円でご利用いただけるお得なクーポンを公式アプリ「ココウェブ」で配信します。ぜひご利用ください。