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森永乳業の「マウントレーニア」、動物の赤ちゃんの写真入り容器で動物園を支援

2021年4月13日 発表

「マウントレーニア カフェラッテ」~深い癒やしパッケージ~

 森永乳業は4月13日、チルドカップコーヒー「マウントレーニア」のパッケージに動物の赤ちゃんの写真を掲出し、売上の一部を動物園に寄付する取り組みをスタートした。

「マウントレーニア 深い癒やしプロジェクト」と名付けられた今回の取り組みでは、全国5つの動物園の飼育員が撮影した動物の赤ちゃんの写真がパッケージになった「マウントレーニア カフェラッテ」~深い癒やしパッケージ~(全16種類)を順次販売。パッケージには、旭山動物園、那須どうぶつ王国、埼玉県こども動物自然公園、姫路セントラルパーク、長崎バイオパークで飼育されている動物の赤ちゃんが登場する。

 同社では、プロジェクトを通じ、コロナ禍で来園者が減少し、苦しい状況にある動物園のPRを行なうとともに、売上の一部を参加動物園に寄付し、飼料代として活用してもらう。また、動物用ミルク類や総合栄養食の開発・販売を行なう森乳サンワールドからは、参加動物園に飼料が寄付される。

16種類のパッケージが用意される

 13日に開催された発表会では、同社 マーケティング統括部 マーケテイング開発部長の谷口竜太氏がプロジェクト実施の経緯を説明。同氏は、「コロナ禍で日常生活が制限され、ライフスタイルの変化や先の見えない状況にストレスを抱えている方や、自分でも気づいていない見えないストレスを抱えている方が多い」とした上で、「マウントレーニアを通じて深い癒やしを提供したい」と背景を語った。

 一方、外出自粛などの影響を受け、動物園は全国的に厳しい状況が続いており、これまでにないような形で動物園支援ができないか検討を進め、動物園との協議を経て、今回の取り組みを実施することになったという。

森永乳業 常務執行役員 営業本部長の兵働仁志氏(左)とマーケティング統括部 マーケテイング開発部長の谷口竜太氏(右)

 同氏は「パッケージの写真は飼育員自らが撮影した。普段から愛情を注ぎ、育てる飼育員だからこそ撮影できる、動物の赤ちゃんたちの愛らしい表情を見るだけで深い癒やしを感じられる」としている。

 動物の赤ちゃんの写真入りのパッケージは、4月12日週から順次販売される。

発表会には各動物園の代表者もオンラインで参加