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宝酒造、缶チューハイ117品を自主回収

2021年5月20日 発表

確認された事例

 宝酒造は、同社が製造販売した缶チューハイの一部について、缶上部の外周部分からアルミがはみ出す事例が確認されたとして、自主回収を行なうと発表した。

 自主回収の対象となるのは、2020年6月1日~2021年5月14日にかけて楠工場(三重県四日市市)で製造された117品目。

 製品単品では、製品の缶底印字(製造記号)の1段目末尾の記号が「E」(○○○○○○○○○○/+E)で、製品の缶底印字(製造記号)の2段目「賞味期限」が「2021.5」「2021.6」「2021.7」「2021.8」「2021.9」「2021.10」「2021.11」「2021.12」「2022.1」「2022.2」「2022.3」「2022.4」のものが該当する。

 ケース販売では、外函に印字されている末尾の記号が「E」で、外函に印字されている数字が「2021.5/2020.6」「2021.6/2020.7」「2021.7/2020.8」「2021.8/2020.9」「2021.9/2020.10」「2021.10/2020.11」「2021.11/2020.12」「2021.12/2021.1」「2022.1/2021.2」「2022.2/2021.3」「2022.3/2021.4」「2022.4/2021.5」のものが該当する。

該当製品を見分ける場所

 同社によれば、製造工程中に生じた変形した缶蓋の使用により、巻締めの際に缶胴の一部が突起状にはみ出したことが原因。同社では、該当装置の部品のゆるみを解消するとともに、他工場の同一装置についても確認し、同様の不具合が発生しないように点検を強化することで再発防止に努めるとしている。

 回収はWebサイト上の登録フォームに必要事項を入力することで依頼でき、後日、製品代金相当のQUOカードが送付される。

回収対象製品リスト