ニュース

サラダクラブ、消費期限を1日延長した「ミックスサラダ」を関東で発売

2021年7月14日 発表

ミックスサラダ

 サラダクラブは、消費期限を1日延長したパッケージサラダ「ミックスサラダ」「ミックスサラダ ビッグパック」を関東地域で発売する。9月18日出荷分から切り替わる。

 通常のパッケージサラダは加工から3日程度が消費期限となっているが、同社では、野菜本来の抵抗力を活かし、なるべくダメージを与えないように洗浄する技術や、10度以下の低温流通管理(コールドチェーン)といった工夫により、鮮度を維持する取り組みを実施してきた。それらに加え、2019年から野菜へのダメージをさらに抑えながら洗浄する「炭酸水製法」を導入することで、主力商品の「千切りキャベツ」の消費期限を1日延長し、加工日+5日間を実現した。

 こうした技術をキャベツ以外の野菜にも適用することで、同様の消費期限を実現したのが今回の「ミックスサラダ」となる。中部・中四国地域では3月12日、北海道・東北・関西・九州地区は4月17日出荷分から対応しており、いよいよ関東地域向けの商品も対応することになる。

 同社では、消費期限の延長により、消費者はまとめ買いして冷蔵庫にストックしやすくなるほか、販売店にとっても売れ残りによる廃棄ロスや売り切れによる販売機会ロスの低減につながるとしている。

 内容量と価格は、「ミックスサラダ」が100gで108円、「ミックスサラダ ビッグ」が220gで204円。

 同社 代表取締役社長の金子俊浩氏によれば、店頭に並ぶまでのサプライチェーンを最適化することで、消費期限を7日まで延長することも視野に入れているが、これを実現するには関係するプレイヤーの協力が必要になるという。

 同氏は、今後、高齢化が進めば、スーパーマーケットに出かける頻度は少なくなることが予想されるため、長期間に渡って鮮度を保てることは強みになるとしている。

ミックスサラダ ビッグパック