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丸亀製麺、こだわりが詰まった「シビ辛麻辣担々うどん」期間限定販売

2021年7月27日 発売

「シビ辛麻辣担々うどん」が7月27日に発売

 丸亀製麺は7月27日から、「シビ辛麻辣(マーラー)担々うどん」の販売を開始する。「夏うどん」シリーズの1つとして、8月下旬頃までの期間限定商品として展開する。一部店舗を除く全国の「丸亀製麺」および「麺屋通り」で販売し、価格は税込690円(並)、800円(大)、910円(得)。持ち帰りには対応しない。

1年かけて開発。マヨネーズ素材を配合したこだわりスープの冷製うどん

 「シビ辛麻辣担々うどん」は、本場四川の香味を追求したという、暑い季節にぴったりの、シビれる辛さの冷製うどん。丸亀製麺としては「青唐おろしぶっかけうどん」に続く辛さ強めの夏うどんシリーズのメニューとなる。

さまざまな香辛料や具材をふんだんに使った「シビ辛麻辣担々うどん」

 ポイントの1つは、満足いくものに仕上げるのに1年を費やしたという“唯一無二”の特製担々スープ。「練りからし」と「ごま」に、マヨネーズ由来の原料を組み合わせ、口当たりの優しい丸みのある酸味とコクを実現した。丸亀製麺ならではのコシのあるつるつるした太麺にもよくからむよう、スープの粘度調整にも気を配ったという。

 これに、香辛料としてラー油や花椒の他、苦みが出ないギリギリのところまで突き詰めた焦がしニンニク使用の黒マー油を加え、本場四川風の奥深い辛味に。さらに高級品とされるピーシェン豆板醤を使った旨みの深い麻辣肉味噌、食感の良い小松菜ナムル、20種類あるなかから厳選したというザーサイと白ネギなどを具材として添える。

開発者のこだわりが詰まった特製担々スープと香辛料
高級ピーシェン豆板醤を使った麻辣肉味噌に小松菜ナムル
ザーサイと白ネギ

 シビ辛麻辣担々うどんによく合うトッピングとしては、同様に夏限定で販売される「なす天」(130円)と「ジャンボおくら天」(110円)を紹介。好みに合わせて青ねぎ、天かす、おろししょうが、すりごま、七香七味などを追加するのもおすすめだとした。

冷製うどんにマッチする「なす天」と「ジャンボおくら天」
青ねぎ、天かす、おろししょうが、すりごま、七香七味をお好みで加えるのもおすすめ

 シビ辛麻辣担々うどんは、ラーメン開発の経験もあるトリドールホールディングス 商品開発部の浦郷氏が中心となって「完全新作」として開発が進められた。同氏が長年温めてきた冷やし麺用のごまだれのアイデアを元に、ごまをふんだんに使ったスープを作り、うどんと相性の良い「さわやかなシビれ」に仕上げたという。

「シビ辛麻辣担々うどん」の開発を担当した、トリドールホールディングス 商品開発部 商品開発課 アソシエイト・マネージャーの浦郷裕介氏

 「幅広い年齢層の方に味わっていただける辛さ」を目指したとのことだが、より強めの辛さが好きな人は、注文時に花椒の量を増やすこともできるとのこと。盛り付け時には辛さが偏ることもあるため、「よくかき混ぜてから召し上がっていただければ」と話していた。

栄養や食育にも配慮した「丸亀こどもうどん弁当」

7月21日発売の「丸亀こどもうどん弁当」
持ち帰りやすいコンパクトな容器になっている

 すでに発表済みの新商品「丸亀こどもうどん弁当」(2分の1玉450円、1玉550円、いずれも税込)についても、詳しい開発経緯などの説明があった。7月21日に発売する同商品は、丸亀製麺としては初めて「子供向け」をうたう、栄養と彩りの良さを考慮した7種類のおかずを盛り付けた持ち帰り専用メニューとなっている。

 野菜の好き嫌いの多い子供にもしっかり食べてもらえるように、子供をもつ大勢の同社従業員にヒアリングを行ない、50種類以上ある候補のなかから選び抜いた具材を採用。「食育」の側面からも考慮した、彩りやかみ応えのあるおかずとし、味の濃さを調整しやすいようスープは袋ではなくキャップ式容器にした。

おかずは、とり唐、揚げシューマイ、卵焼き、ウインナー、ブロッコリー、枝豆、コーン、きんぴらごぼうの7種類

 小中学生の子供が夏休みを迎え、自宅や外出先で家族揃って食事する機会も増えてくる。担当者によれば、大人が忙しいなかでも、少ない待ち時間でテイクアウトして、子供たちに本格的なうどんを食べてもらえる、といったことも狙いとしているようだ。想定販売数はおよそ150万食で、予定数に到達次第販売終了となる。予想では8月中旬頃までとなる見込み。

「丸亀こどもうどん弁当」について解説する、丸亀製麺 マーケティング統括部 コミュニケーションデザイン部 PR課 課長の宮林里美氏