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カンロ「ピュレグミ」20周年で「ピングレスパークリング」発売。伊藤万理華&YOASOBI起用の新CMも
2022年4月1日 04:00
- 2022年3月31日 開催
- 2022年4月5日 発売
カンロは大人向けグミ「ピュレグミ」発売20周年を迎え、限定フレーバー「ピングレスパークリング」の発売と、元乃木坂46の伊藤万理華さんとYOASOBIを起用した新CMを発表した。
ピュレグミ「ピングレスパークリング」を4月5日に発売、YOASOBIの「ラブレター」をバックに伊藤万理華さんが出演するTVCMを4月8日から公開するのにあたり、代表取締役社長の三須和泰氏らが登壇し、伊藤万理華さんを迎えた発表会が開かれた。
三須社長によると、カンロの主力商品は飴やグミ。カンロパーパスに「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる」を掲げ、「キャンディーひとつぶで人々を笑顔にする」としており、おおよそ10年ごとにエポックメイキングな商品を発売することで売り上げを拡大してきたという。
グミ市場の販売金額は2001年~2021年の20年間で約3.7倍に拡大しており、カンロはほかにはない食感や味、形の多様性などで、新規ユーザーを獲得することでグミ市場の伸長に寄与してきた自負があると語る。
これまで子供向けの菓子とされてきたグミを2002年に「ピュレグミ」を発売したことで、大人女性の市場を獲得。2013年には「カンデミーナグミ」を発売し、男性市場を、2020年には「あそぼん!グミ」を発売し、親子市場と新規ユーザーを獲得してきた。
さらに、Z世代へ向けて、食べているうちにマシュマロになるもちっと新食感が特徴の「マロッシュ」を発売し、心躍る驚きを提供するなど新たな価値を提供するブランドを展開し、新たなグミ市場を創出。
カンロのグミの売り上げは5年間で2倍に拡大しており、ピュレグミもロングセラーブランドでありながら、2021年は売り上げが過去最高と現在も伸長している。
ピュレグミのパッケージは大人女性向けのデザインで、チャック付きスタンディング袋を採用。食感はゴムのような弾力のある食感から、フルーツのような果肉食感にすっぱいパウダーを使用するなど、お菓子らしい甘い味わいから本格的なフルーツの味わいに。売り場についても、子供菓子売り場からフック陳列のポケット菓子売り場を設け、差別化を図った。
そのほか、ピュレグミ定番商品のほかに、期間限定フレーバーを拡充する商品施策やTVCMを中心に消費者とのタッチポイントを増やすプロモーション施策を行ない、認知を広めていった。
また、ブランド成熟期には、レモンとコーラを掛け合わせた「ワイルドピュレ」や「ピュレソフトキャンディ」、グミにはあまりないフレーバーの「デザートピュレ」、機能性成分が入った「ピュレグミインナーサポート」などエクステンション品を発売。
さらに、親子で食べるシーンに「ピュレリング」、贅沢したいときに食べる「ピュレグミプレミアム」、贈り物に「ピュレショコラティエ」などターゲットやシーンを拡大している。
次に、ピュレグミ・カンデミーナブランド部部長の木本康之氏から、ピュレグミの20年の歩みについて説明があった。
2002年に大人女性向けのグミとして誕生したピュレグミは、時代に合わせたパッケージやコピーを変えてきた。2021年から全20色のカラーパッケージで展開しており、その日の気分で選べる。
発売20周年を記念した限定フレーバー「ピングレスパークリング」は、過去発売時に人気だったピンクグレープフルーツ味のフレーバーと、20周年を記念したピュレグミ初のスパークリングを合わせた。現在のフレーバーは、レモン味/マスカット味/グレープ味/ピングレスパークリング味(各5種のパッケージ)。
また、20周年を記念しパッケージをリニューアルしたピュレグミを3月22日に発売した。
累計販売数は約10億袋にのぼり、発売フレーバー数は150種以上としている(ピュレグミブランド合算)。
「ピュレグミはときめく気持ちを応援する」というメッセージを表現した新CMをTV/Web版それぞれ公開する。CMには俳優の伊藤万理華さん、楽曲はYOASOBIの「ラブレター」を使用。Web版はピュレグミ 20周年特設サイト、カンロ公式YouTube、その他ピュレグミ公式SNSなどで公開、TVCMは4月8日から公開する。
そのほか、全20色のカラーパッケージセットが毎日10名に当たるSNSキャンペーンも行なう。4月8日23時59分までに「#ピュレグミ新CM見たよ」を付けて引用リツイートし、感想を投稿すると応募できる。