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サントリー、「のんある酒場」を東京駅に期間限定オープン

2022年4月28日~5月5日 期間限定

「のんある酒場」での飲食イメージ

 サントリーは、4月28日~5月5日の期間限定で同社のノンアルコール飲料をオススメのメニューとともに楽しめる「のんある酒場」を東京駅にオープンしている。オープンに先立ち、4月27日に報道関係者向けに店内の様子が公開された。

「のんある酒場」は、飲める人も飲めない人も一緒に楽しめる場を用意し、人と人が繋がって笑顔ができることをコンセプトにオープンする店舗で、東京駅一番街2階の東京グルメゾン内にある「東京 壽~コトブキ~」を一時的にリニューアルする形で営業する。

東京駅一番街2階の東京グルメゾン内にある「東京 壽~コトブキ~」を一時的にリニューアル

 期間中は、「オールフリー」「からだを想うオールフリー」「のんある気分」「のんある晩酌 レモンサワー ノンアルコール」「ノンアルでワインの休日」「まるで梅酒なノンアルコール」といったノンアルコール飲料(各400円)と、それらに合う居酒屋メニュー8品が提供される。

 さらに、同社の飲食店コンサル部門のグルメ開発部監修の下、オリジナルのカクテルも各400円で提供される。これらのカクテルのレシピは、誰でも真似できるようにWebサイトでも公開されている。

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のんある酒場のために作られたグラスや箸置き

 サントリーBWS 取締役常務執行役員 戦略本部長の林正人氏は、国内のノンアルコール市場について、「2009年にアルコール0.00%実現により、市場が急拡大した。直近3年間では、健康志向の高まりと選択肢の拡充が追い風となった」と推移を振り返る。

サントリーBWS 取締役常務執行役員 戦略本部長の林正人氏

 今年に入ってからも1~3月は、市場全体が前年比108%で推移しているのに対し、同社は114%とさらに好調で、中でも「からだを想うオールフリー」が119%、「のんある晩酌 レモンサワー ノンアルコール」が176%と市場を牽引しているという。

 林氏は、3月に発売した「ノンアルでワインの休日」シリーズについても、年間20万ケースとしていた当初の計画を80万ケースに上方修正することを明らかにしたほか、7月19日に「のんある晩酌 塩レモンサワー ノンアルコール」(期間限定)を投入することや、業務用の「オールフリー樽詰」の販路拡大により、さらなる市場拡大を図っていくと語った。

 以降も、さまざまな取り組みを通じて、数量ベースで2026年には2021年比約1.5倍、2030年には約1.8倍まで販売拡大を目指すとしている。