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駅弁の淡路屋、半夏生に合わせて「大入りひっぱりだこ飯」発売。タコ“3倍増量”

2023年7月1日・2日 販売

淡路屋「大入りひっぱりだこ飯」

 駅弁の淡路屋(神戸市東灘区)は、半夏生(はんげしょう)にタコを食べる関西文化に合わせて「大入りひっぱりだこ飯」を7月1日と2日に販売する。価格は1480円。

 販売は淡路屋各店(新神戸、神戸、西明石、鶴橋、神戸阪急、神戸大丸、西神中央、垂水駅、芦屋大丸、西宮阪急、宝塚阪急、川西阪急、千里阪急、阪神梅田、大阪高島屋、高槻阪急、近鉄あべのハルカス)と、同社オンラインショップ(予約受付中)。

 半夏生とは、季節の移り変わりを表わす雑節の一つ。夏至から11日目ごろで、今年は7月2日が半夏生。

 関西では、この時期が旬のタコを食べる風習がある。タコが8本足とその吸盤でしっかり踏ん張る姿を稲の根と重ねて、田植え後の稲がしっかり根付いて離れないように、との願いを込めて生まれた習わし。

「大入りひっぱりだこ飯」は「ひっぱりだこ飯」のタコを通常の3倍に増量して、中身を埋め尽くすほどに盛り付けた。このほか、穴子煮、竹の子煮、椎茸煮、菜の花煮、錦糸玉子、たこ天、醤油飯が入っている。また掛紙にもいつものタコイラストを大きく描いた。