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シュークリームのヒロタ、創業100周年で東京と大阪に旗艦店をオープン
2023年9月26日 19:31
シュークリームのヒロタ(洋菓子のヒロタ)は、2024年10月1日に創業100周年を迎えることを記念し、商品やロゴをリニューアルする。10月1日には東京と大阪に旗艦店がオープンする。
これに先立ち、9月26日に東京における旗艦店となる「ヒロタ 東京・東銀座店」(東京都中央区銀座4-12-20 銀座アポロ昭和館1F)が報道関係者向けに公開され、代表取締役社長の伊佐山佳郎氏が100周年の取り組みについて説明した。
伊佐山氏は、「ヒロタ=懐かしいと言われる。人生の思い出のなかにヒロタのシュークリームがある」として、“懐かしくて新しいヒロタ”をコンセプトに100周年を企画したと語る。
その懐かしさの訴求とあわせ、同社としては新たなチャレンジにも取り組んでいく。新商品として登場するのは、同社初となる冷凍シュークリーム。「100周年冷凍シュークリーム」の名称で数量限定で販売される。
商品管理課主任の青柳花菜氏によれば、「カスタードに含まれる小麦粉が凍ると食感が変わり、滑らかさが無くなり、ザラザラとしてしまう。まず、小麦粉を排除するということから始めた」という。
シュー生地は通常のシュークリームと同じだが、中のクリーム部分の材料が変更されている。材料を変更しつつも、通常のシュークリームと同じ味わいを目指したとのこと。
フレーバーとしては「こだわりカスタード」「京抹茶」「福岡あまおういちご」「九州和栗」の4種類をラインアップし、4個入が486円で販売される。賞味期限を気にせずに購入でき、冷蔵庫で5~6時間を目安に解凍することで食べられるようになる。
また、通常のシュークリームも「100周年シュークリーム」としてリニューアル。こちらは「カスタード」「チョコレート」「ツインフレッシュ」の3フレーバーをラインアップしており、それぞれクリームを増量。4個入で346円という価格はそのままで、カスタードは23%、チョコレートは20%、ツインフレッシュは14%、クリームが増量されている。
このほか、「100周年動物シュークリーム」(三毛猫、パンダ、ウサギ、各300円)、「100周年エクレア」(カスタード、ピスタチオ、かぼちゃ、各302円)、「100周年シューアイス」(バニラ、チョコレート、苺、抹茶、瀬戸内レモン、ヨーグルト、各162円)、「ヒロタ黒糖どら焼き」(5個入、500円)、「100周年こだわりドーナツ」(プレーン、瀬戸内レモン、あまおう苺、チョコ、抹茶、各324円)といった100周年記念メニューが販売される。
さらに同社のロゴなどをデザインしたオリジナルグッズも初登場。Tシャツやマグカップ、キーホルダーに加え、同社のパッケージデザインをモチーフにしたポーチや保冷バッグなどが販売される。
なお、10月1日には直営店の店頭でシューアイスを先着200名に無料でプレゼントするキャンペーンも実施される。
・ヒロタ 東京・東銀座店
所在地:東京都中央区銀座4-12-20 銀座アポロ昭和館1F
・ヒロタ 大阪・えびすばし店
所在地:大阪府大阪市中央区道頓堀1-9-3 ナルミヤビル1F