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コスタコーヒーがリニューアル、新ブランドアンバサダーに綾瀬はるか

コスタコーヒーの新ブランドアンバサダーに起用された綾瀬はるか

 コカ・コーラシステムは、カフェブランドの「コスタコーヒー」の各商品を3月11日以降に順次リニューアルする。

 ペットボトルのフラットホワイト、プレミアムラテ、プレミアムブラックについては、11日にリニューアル。

 フラットホワイトは、味わいはそのままに、エスプレッソが香るという特徴を表現した明るいグリーンを基調としたパッケージデザインに変更されている。

 プレミアムラテは、ミルク感を強化し、従来以上にまろやかで親しみやすい味わいを目指した。

 プレミアムブラックは、コーヒーの香りを強化し、挽きたてのコーヒーの香りが広がるように工夫されている。

新パッケージ

 25日には、440mlのペットボトル入りの「デイ&リフレッシュ リトススイートラテ」「デイ&リフレッシュ カフェブラック」の2商品がコンビニエンスストア先行で登場する。

 両商品ともに、カフェで飲むアメリカーノのような味わいを追求。コスタコーヒーのカフェ店舗と同じブレンドのエスプレッソを一部使用するとともに、抽出時の香りを閉じ込める技術を用いることで、本格的な味わいを表現している。

 価格はリトススイートラテが168円、カフェブラックが158円(いずれも税別)となる。

「デイ&リフレッシュ リトススイートラテ」と「デイ&リフレッシュ カフェブラック」

 このほか、ホームカフェシリーズの4商品についても、25日からパッケージデザインが変更される。

ホームカフェシリーズ

 4日にはコスタコーヒーのブランド戦略発表会が開催され、日本コカ・コーラ 副社長 トータルコーヒーエンタープライズの金澤博史氏とマーケティング本部 コーヒー事業部 シニアマーケティングディレクターの成岡誠氏が2024年の戦略が説明された。

 金澤氏は、「コスタコーヒーは、本場ヨーロッパで50年以上愛され続けているヨーロッパNo.1のブランド。2019年にコカ・コーラグループの一員となり、ヨーロッパ、中東、アジア、アメリカなど、さまざまな国への展開が進んでいる。その中でも日本市場は重要なマーケットで、複数のプラットフォームを順次展開してきた」と紹介。

日本コカ・コーラ 副社長 トータルコーヒーエンタープライズの金澤博史氏

 同氏は、すでに8割近くの消費者がコスタコーヒーを認知しているとした上で「今後もさらなるマーケティング活動の強化を通して消費者のトライアルと飲用頻度の拡大を目指していきたい」と語った。

 続いて登壇した成岡氏は、コスタコーヒを作り、発展させ、支えていく人を“コスタリスタ”と表現。そのこだわりを追求するすべての人を後押しするブランドとなることを目指して、「こだわりとクリエイティビティを追求し、マルチプラットフォームで統一したデザインとカフェのおいしさを目指した味わいへと進化し、さらに定着を図る」とする。

日本コカ・コーラ マーケティング本部 コーヒー事業部 シニアマーケティングディレクターの成岡誠氏

 2024年はこうしたブランドイメージの定着を狙い、新ブランドアンバサダーに綾瀬はるかを起用。新ブランドメッセージとして掲げる「こだわって。ひろがって。」の浸透を図っていくことを明らかにした。

 その後、檀上には綾瀬はるかが登場。「友達とカフェに行ったときにはコーヒーを選ぶ。撮影の合間に疲れたときにはブラックを飲んで喝を入れている。お腹が空いているときにはラテにしたり、状況にあわせて飲んでいる」と、自身のコーヒーとの接点を紹介。フラットホワイトを試飲し、「とてもおいしかった。コスタカフェの世界観がぎゅっと詰まっている味わいで、香りもとてもよかった」とコメントしていた。

 3月11日からはコスタコーヒーを飲むごとにポイントが付き、ためることで豪華景品への抽選に応募したり、店頭で商品を購入し、レシートの画像をアップロードすることでLINEポイント、PayPayポイント、楽天ポイントといったデジタルポイントと交換できるキャンペーンが実施される。

 公式アプリの「Coke ON」では、対応自販機でコスタコーヒーを購入すると、もう1本無料で交換できるドリンクチケットを配布。25日からは対象店舗で商品を購入することで陶磁器製テイクアウトカップをプレゼントするキャンペーンも実施される。