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タピオカミルクティー発祥の「春水堂」、神奈川県藤沢市にロードサイド店オープン

2024年4月6日 オープン

春水堂 藤沢湘南台店

 オアシスティーラウンジは4月6日、タピオカミルクティー発祥の店とされる「春水堂(チュンスイタン)」のロードサイド店を神奈川県藤沢市にオープンした。

 春水堂は、1983年に台湾で創業したカフェで、タピオカミルクティー発祥の店として知られる。2013年には日本にも上陸し、駅前の商業施設を中心に出店を進めてきた。

 オアシスティーラウンジ 代表取締役の木川瑞季氏によれば、コロナ以降はロードサイドのカフェが活況を見せており、同社としてもこの業態にチャレンジすることにした。参入にあたっては、スシローを展開するFOOD & LIFE COMPANIESから出資やサポートを受けており、今後も順次ロードサイド店を増やしていくという。

店内
ドライブスルーにも対応

 今回オープンした藤沢湘南台店では、台湾の春水堂で人気No.1を誇る「功夫(クンフー)麺」が日本で初めて提供される。タピオカミルクティーの生みの親で、台湾本社で商品開発を担当しているリンさんのお母さんの秘伝のレシピが再現されており、タピオカ粉を使ったモチモチの麺に、粗挽き豚肉と椎茸、エシャロットで甘味とコクを加えた肉味噌を絡め、野菜のシャキシャキ食感とともに楽しめる。価格は小碗が350円(特別価格)、通常サイズが750円。

日本初登場の「功夫麺」。通常サイズ(左)と小碗(右)

 このほか、「焼き小籠包」(550円)、「翡翠焼き小籠包」(650円)、「ミックス焼き小籠包」(750円)、「カリカリ黄金チキン」(550円)、「麻辣カリカリ黄金チキン」(600円)、「排骨」(600円)、「柚子塩排骨麺」(1200円)、「麻辣排骨担々麺」(1250円)、「ポテトフライ」(450円)、「麻辣ポテトフライ」(500円)、「台湾風エビマヨ」(800円)といった店舗限定メニューも用意されている。

焼き小籠包(左)と翡翠焼き小籠包(右)
さまざまな料理やドリンクが提供される

 また、ロードサイド店ということで、同店はドライブスルーでの購入にも対応。タピオカミルクティーが500円の特別価格で提供されるほか、車内でも食べやすい容器に入った「台湾風ちまき」(550円)、「本格肉まん」(450円)、「カリカリ黄金チキン」(550円)、「台湾カステラ」(500円)、「タピオカフルーツ豆花」(750円)といったメニューが提供される。

ドライブスルーメニュー

 新店舗のオープンに際し、木川氏は「タピオカブームは行き過ぎた感はあったが、私たちはタピオカを売りたかったわけではない。お茶のおいしさを表現する一つの方法としてタピオカミルクティーをやっていた。もともとやりたかったお茶をメインにした台湾カフェレストランということをしっかり訴求していきたい」とした上で、台湾とは異なり日本には四季があるため、台湾にはない季節メニューや日本オリジナルのメニューにも積極的に取り組んでいくとしている。

オアシスティーラウンジ 代表取締役の木川瑞季氏