「京急蒲タコハイ駅」誕生、サントリーがタコハイで蒲田を盛り上げるイベント

田中みな実の顔写真が入った「京急蒲タコハイ駅」の駅看板

　サントリーは、「こだわり酒場のタコハイ」のさらなる市場定着を目指し、京浜急行電鉄と大田区商店街連合会とコラボし、京急蒲田駅構内や同駅周辺で5月18日～6月16日にかけて「蒲タコハイ祭」を開催する。期間中は、この一環で京急蒲田駅が「京急蒲タコハイ駅」となる。

　これに先立ち17日に開催された発表会において、サントリー RTD部長の高橋直子氏は、「タコハイはフレーバーが付けられていないプレーンなサワーの通称で、昨年3月に商品化し、10月からは飲食店での取り扱いも始まっている」とした上で、「ますます多くの方にお楽しみいただきたく、酒場の聖地の蒲田で何かできないかと考えた」と経緯を説明した。

　続いて登壇した京浜急行電鉄 京急蒲田駅 駅長の嘉山竜也氏は、「タコハイは1980年代に誕生し、長らく愛されてきた。もっと多くの方にこの名前を知っていただくためには、このイベントを大盛況に導き、蒲田エリアのみならず、京急沿線に魅力を伝えるのが駅長としての仕事」だと意気込みを語った。

サントリー RTD部長の高橋直子氏

京浜急行電鉄 京急蒲田駅 駅長の嘉山竜也氏

　その後、同商品のテレビCMに出演する田中みな実が、タコハイカラーのブルーの衣装で登場。

暖簾をくぐって登場する田中みな実

　今回のイベントでは、京急蒲田駅の駅看板が京急蒲タコハイ駅に特別装飾されるほか、プラットホーム上では田中みな実による特別アナウンスが流れる。2パターンあるアナウンスのうち1つは英語も交えたものとなっており、「いっぱい練習した。あまり英語で話す機会もないので、英語のアナウンスには注目してほしい」（田中）とのこと。

　また、同駅の3階プラットホームの2番線ホームでは、5月18日～19日と6月8日～9日の13時～19時に「京急蒲タコハイ駅酒場」と称し、ホーム上や停車している電車の車内で、同商品と蒲田の人気店「你好（ニーハオ）」と「歓迎（ホアンヨン）」の餃子が楽しめるイベントも開催される。価格は、ドリンクと餃子のセットで300円となっており、ドリンク200円、餃子100円で単品購入も可能。

京急蒲タコハイ駅酒場での提供メニュー

「蒲田と言えば餃子。局アナの時に夕方のニュースで蒲田の餃子を特集したが、3大餃子を答えられず、先輩に連れられて食べに行った」と思い出を語る田中は、こだわり酒場のタコハイと2種類の餃子を試食し、「同じ羽付きでも違う。どっちもタコハイとあう。両方の餃子を一緒に食べられるのは贅沢」とコメントしていた。

　今回のイベントは、駅周辺の飲食店も巻き込んだ形での開催となっており、駅構内や商店街に掲出されたポスターなどにある2次元コードを読み取ることで、キャンペーン参加店舗で利用できるタコハイ1杯半額クーポンが取得できる。

　このほか、5月17日～6月10日には京急蒲タコハイ駅のオリジナルTシャツを抽選で50名にプレゼントするSNSキャンペーンも実施される。