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楽天市場、夏のトレンドとして「節約ホビー飯家電」「ガチ世界グルメ」を予測
2024年5月30日 18:24
- 2024年5月30日 発表
楽天市場(楽天グループ)は5月30日、「2024年夏のトレンド予測」を発表した。
楽天市場の購買データや消費者アンケートを元に同社が予測したもので、今年の夏については「酷暑お出かけ新定番」「節約ホビー飯家電」「ガチ世界グルメ」の3つの大きなトレンドがあるとされている。
「酷暑お出かけ新定番」については、近年は暑さ対策グッズの売れ行きが好調で、2023年には前年から流通額が1.3倍に伸長。気象庁では6月~8月にかけて昨年並の酷暑が予測しており、同社では、暑さ対策として定番となっている日傘や防止、接触冷感服、ハンディファンといった商品の販売増につながると予測。さらに、こうした定番商品に新機能を追加した商品が登場していることから、それらがトレンドの1つになると見ている。
「節約ホビー飯家電」については、物価が上昇するなかにおいて、消費者の節約志向が高まっており、節約を意識するカテゴリーを調査したところ、食品や外食が上位となる一方で、少し贅沢したいカテゴリーの上位にもそれらが入っていたことから、自宅で節約しながらちょっと贅沢な食を楽しめるようにする家電製品への人気が高まるとしている。
「ガチ世界グルメ」については、直近の4年で世界各国の料理を手軽に食べられるようにしたレトルト食品などの取り寄せグルメの流通額が約3.3倍に伸長しており、円安などもあって金銭面での制約から海外旅行に行きたくても行けないという状況がこれを加速させると見ている。