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「ミスタードーナツ 台湾ゴハン祭り」、10月2日スタート

ミスタードーナツ 台湾ゴハン祭り

 ミスタードーナツ(ダスキン)は、10月2日~2025年3月下旬にかけて「ミスタードーナツ 台湾ゴハン祭り」を展開する。台湾グルメをイメージした6品が販売される。

 同社では「みんなのおなかにぴったりおいしい!」をテーマに掲げ、ドーナツ以外のメニューを提供することで幅広い時間帯に利用してもらえるように、2017年からミスドゴハンと称して飲茶料理などを提供してきた。

 今回の企画では、「ピザッタ 台湾風ルーロー」「台湾胡椒餅風パイ」「台湾ごま団子風パイ」が全店で販売されるほか、飲茶取扱店で「台湾風ルーロー麺」「台湾風豆乳野菜麺」「台湾風鶏サンラータン麺」が販売される。

 同社では、今年4月に発売した「台湾粉粿(フングイ)フルーツティ」とあわせて台湾旅行の気分を味わってほしいとしている。

ピザッタ 台湾風ルーロー

 ピザッタ 台湾風ルーローは、2023年10月に登場した四角いもちもち食感のピザ「ピザッタ」を魯肉飯(ルーローハン)風にアレンジしたもの。五香粉(ウーシャンフェン)の香る肉みそにゴーダチーズが合わせられている。価格はテイクアウトが486円、イートインが495円。

台湾胡椒餅風パイ

 台湾胡椒餅風パイは、台湾では定番の軽食とされる胡椒餅をモチーフにしたパイ。五香粉や胡椒を効かせた豚肉入りの餡を包んで焼き上げられている。価格はテイクアウトが259円、イートインが264円。

台湾ごま団子風パイ

 台湾ごま団子風パイは、餡を餅で包んで表面にごまをまぶして揚げるごま団子をモチーフにしたパイ。黒ごまあんともちフィリングをパイ生地に包んで焼き上げ、ごまがトッピングされている。価格はテイクアウトが259円、イートインが264円。

台湾風ルーロー麺

 台湾風ルーロー麺は、魯肉飯を麺料理にアレンジしたメニュー。たまり醤油と濃口醤油をブレンドしたスープで柔らかく煮込んだ豚挽き肉が使用されており、玉ねぎ油のコクや五香粉の香りとともに楽しめる。

台湾風豆乳野菜麺

 台湾風豆乳野菜麺は、台湾で朝食によく食べられる鹹豆漿(シェントウジャン)をイメージしたもの。豆乳スープにえび、キャベツ、もやし、ザーサイが入っており、ピリ辛のラー油がアクセントになっている。

台湾風鶏サンラータン麺

 台湾風鶏サンラータン麺は、酸味と辛みのある酸辣湯をイメージしたもの。チキンベースのスープに酢とゆず果汁で酸味を加え、黒胡椒とラー油で辛さを演出。鶏肉、キクラゲ、タケノコ、人参、トマトといった具材とともに楽しめる。

 麺料理3品についてはイートインのみでの提供となり、価格は各693円。

 企画開発本部 商品開発部 第2商品開発室の藤井剛氏によれば、「日本人にあわせた味付けを意識して開発した。香辛料や味付けの調整にこだわった」とのことで、実際に食べてみると、いずれも現地で食べる台湾グルメの特徴を活かしながらも、極端な辛さやクセがなく、食べやすく仕上げられていることが分かる。

 9月26日に開催された発表会には、お笑いコンビのぺこぱが登場。今回の新メニューを試食した2人だが、松陰寺が台湾風ルーロー麺を食べて「忖度なくめちゃくちゃおいしい」と無難なコメントを残す一方、シュウペイは台湾風豆乳野菜麺を食べて「うまペイ!」と叫んだり、ピザッタ 台湾風ルーローを食べて「サッカーコートぐらい食べられそう」などと独特の世界観で食レポしていた。

(左から)企画開発本部 商品開発部 第2商品開発室の鈴木詩穂氏、同 藤井剛氏、ぺこぱ(シュウペイ、松陰寺太勇)、企画開発本部 商品開発部 第2商品開発室 室長の佐藤阿弓氏