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米マクドナルドの食中毒問題、日本では「安心してお召し上がりください」

2024年10月23日 発表

日本マクドナルドのWebサイトより

 日本マクドナルドは、米マクドナルドのハンバーガー「クォーターパウンダー」に関連した、大腸菌の食中毒(O157)の発生に関して、日本国内のマクドナルドでは現在「クォーターパウンダー」を販売しておらず、当該の原材料を輸入および使用していないこと、日本国内で使用されているスライスオニオンは厳格な品質基準に基づいてすべて国内で調達していることに加え、国内で販売している商品に影響はないため「安心してお召し上がりください」とコメントを出した。

Quarter Pounder(米マクドナルドのメニューより)

 米国CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の10月22日付けの情報によると、本件は米10州で49人が同じ大腸菌O157:H7株に感染し、感染者のほとんどはコロラド州(27人)またはネブラスカ州(9人)の出身。うち10人が入院し、コロラド州の高齢者1人が死亡。さらに、溶血性尿毒症症候群(HUS)の合併症で子供1人が入院していているという。

 さらにインタビューを受けた全員が、病気になる前にマクドナルドで食事をしていたと報告しており、特にクォーターパウンダーのハンバーガーを食べたと言及。食中毒発生と関係のある成分はまだ特定されていないが、スライスオニオンとビーフパテに注目し、調査を続けているとしている。