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フライドポテトのマッケイン、見た目もサクサクな「SureCrisp MAX」を日本投入

2025年1月14日 取材

SureCrisp MAX

 業務向けに冷凍フライドポテトを販売する日本マッケイン・フーズは1月14日、新商品となる「SureCrisp MAX(シュアクリスプ マックス)」の日本市場投入に関する発表会を開催した。

 代表取締役社長のアンソニー・ロビンソン氏は、「世界中のフライドポテトの4本に1本はマッケイン製」とした上で、日本は同社にとって9番目に大きな市場だと説明する。

 マーケティングマネージャーの安念剛氏によれば、日本のフライドポテト市場の7割は油で揚げた後に味付けするプレーンタイプの商品で構成されるが、同社では事前に衣になるバッターをコーティングした商品を主力として展開している。

日本マッケイン・フーズ 代表取締役社長のアンソニー・ロビンソン氏(右)とマーケティングマネージャーの安念剛氏

 こうしたコーティングタイプの商品は、食感をコントロールできるほか、事前に塩味などのフレーバーを付けられることから、調理時の手間を省けることが特徴とされるが、同社のSureCrispシリーズでは均等にコーティングすることでサクサクとした食感を長持ちさせられるとアピールする。

 コロナ禍を経てテイクアウトやデリバリーの市場が拡大しているが、30分経ってもサクサク感をキープできるSureCrispシリーズは、こうしたトレンドにもマッチし、シェアを拡大してきた。

 今回のSureCrisp MAXは、こうした特徴を受け継ぎつつ、見た目にもサクサク感を感じられるように改良した商品で、欧米よりも見た目にうるさい日本の市場に受け入れられる可能性が高いとして、アジアでは最初に導入されることになったという。

 同社では、東名阪の51店舗の協力の下、昨年末から1月30日にかけて新商品を注文し、ポテトの写真を撮って応募すると、抽選で10名にAmazonギフトカード5000円分をプレゼントする「サクサクポテトFAIR」キャンペーンを展開している。

SureCrisp MAX
SureCrisp MAXを使ったBIER REISE '98(新橋)の「明太マヨのクリスピーポテト」