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スターバックス「立地別価格」で約3割の店舗が値上げ

2025年2月15日 適用

スターバックス「立地別価格」を導入

 スターバックス コーヒー ジャパンは全国約3割の店舗で、定番ビバレッジを対象に立地や商圏の特性に応じた「立地別価格」を導入することを発表した(そのほか約7割の店舗は現行価格のまま)。適用は2月15日から。

「立地別価格」はサービスエリア、空港などの店舗を「特定立地価格 A」(全体の4%)、東京23区や大阪市内などの一部の店舗を「特定立地価格 B」(全体の27%)とし、現行価格に対して「A」の改定率は平均約6%、改定額は13円~32円、「B」の改定率は平均約4%、改定額は4円~28円(いずれも税別)となる。

スターバックス コーヒー ジャパン「2025年2月15日(土)からの商品価格の取り組みについて」

 そのほか同日からの取り組みとして、アイスやホットのビバレッジにおけるソイミルク(豆乳)変更を、現行の54円/55円(持ち帰り価格/店内価格)から全店一律で無料化する。

 スターバックスのソイミルクは2001年から順次全国に展開してきた。今後もアーモンドミルクやオーツミルクについて調達状況などを踏まえ、無料化に向けた検討を進めていくとしている。

 さらにドリップ コーヒー(カフェ ミストを含む)2杯目を特別価格で提供する「One More Coffee」やビバレッジのカスタマイズは全店で現行価格を維持する。

スターバックス コーヒー 皇居外苑 和田倉噴水公園店