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やよい軒初の豚ハラミを使った定食、4月8日に発売

ほっともっとからはアジフライを使ったのり弁当が登場

2025年3月31日 取材
やよい軒初の豚ハラミを使った定食

 プレナスは3月31日、やよい軒とHotto Motto(ほっともっと)で発売する新商品についての発表会を開催した。

 やよい軒からは、4月8日に「~ガツンとニンニク~ たっぷり野菜の豚ハラミ炒め定食」(1150円)と「~ガツンとニンニク~ たっぷり野菜の豚ハラミ炒めとから揚げの定食」(1350円)が登場する。

~ガツンとニンニク~ たっぷり野菜の豚ハラミ炒め定食
~ガツンとニンニク~ たっぷり野菜の豚ハラミ炒めとから揚げの定食

 商品開発部 やよい軒商品開発課の陣山勇人氏によれば、やよい軒として豚ハラミを使った定食を販売するのは今回は初めてのこと。他の部位と比べて加工に手間がかかるため、火の通りをよくするために人の手によって薄く削ぎ切りして供給できるように協力してくれる工場が見つかったことで、メニューへの導入が可能になったという。

 やよい軒らしさを出すために肉と野菜を鉄板に盛り付け、しっかりとニンニクをきかせた醤油ベースのタレで仕上げられている。シャキシャキとした1/2日分の野菜が使用されているのも魅力の一つで、味変用の辛子味噌も付いてくる。

 昨年9月にテスト販売を行なった際には、もう少し肉や野菜が欲しいという声があったことから、今回の商品化にあたっては肉と野菜のボリューム感をアップさせ、満足感を高めているとのこと。

商品開発部 やよい軒商品開発課の陣山勇人氏

 陣山氏は、メインターゲットは「たっぷり野菜の豚ハラミ炒め定食」が40~50代男性、「たっぷり野菜の豚ハラミ炒めとから揚げの定食」が20~30代男性だとしつつも、女性が焼肉店で一人でハラミを食べる機会が少なく、一人でも野菜とともにハラミを食べられることから、女性にもオススメだとしている。

 ほっともっとでは、4月1日に定番の「のり弁当」シリーズのラインアップをアップデートする。

 商品開発部 中食商品開発課の柏倉智則氏によると、中でも新たに登場する「アジフライのりタル弁当」には注目して欲しいのだとか。

新登場の「アジフライのりタル弁当」

 のり弁当では、従来から白身フライをあわせた商品を販売してきたが、「白身フライ以外の選択肢が欲しい」という声に応えるため、アジフライを商品化。過去には地域限定でアジフライと生姜焼きを組み合わせたものを商品化していたことはあるが、アジフライにここまでこだわったのは初めてという。

 アジフライについては、「定番なわりに、ほっともっとで使用する機会が少なかった」(柏倉氏)が、商品化にあたっては、衣の比率やサイズ感をさまざまな組み合わせ検証。結果的に衣の比率は白身フライと同じがベストという結論に至った。

 ワンコインの500円という価格設定も魅力的。今のところ、7月末までの期間限定での販売となる予定だ。

商品開発部 中食商品開発課の柏倉智則氏