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松屋「デビルチキン」発売、スリランカ大使が1日店長としてアピール

2025年7月8日 取材
1日店長として「デビルチキン」を提供するスリランカ大使 ピヴィトゥル・ジャナック・クマーラシンハ閣下

 松屋フーズは7月8日、スリランカ大使館とのコラボメニュー「デビルチキン」の販売をスタートした。

 同社では、ジョージア、ポーランド、リトアニアといった国々の料理を松屋風にアレンジして提供する大使館コラボ企画を展開しているが、今回のメニューはスリランカ大使館とのコラボにより実現したものとなる。

 鶏肉、ピーマン、玉ねぎをスパイスが効いたチリソースとあわせ、隠し味にカレー風味を加えることで、本格的なスリランカの味わいを実現している。販売促進企画部 副部長の邑山由生人氏によれば、本場の料理の特徴を感じられつつも、日本向けにごはんが進む味わいを目指して開発したとのこと。

デビルチキン

 4週間程度の期間限定とはいえ、全国展開する上では同社の基準を満たすカレーリーフの調達が難しく、どうにか仕入先を確保して販売にこぎつけたという。

 発売日の8日には、松屋 六本木4丁目店をスリランカ大使 ピヴィトゥル・ジャナック・クマーラシンハ閣下が訪れ、1日店長として来店客を出迎えた。

 大使は「松屋のデビルチキンを通じてスリランカの文化に興味を持っていただき、検索し、スリランカを訪れるきっかけになればうれしい」とコメント。現地でもライスと組み合わせて食べられることが多いとのことだが、松屋らしくみそ汁もセットになっており、「スリランカと日本が手を取り合う姿が一つの料理として表現されている」と絶賛していた。

ライス、みそ汁とのセットで850円

 価格はデビルチキン(ライス、味噌汁付き)が850円、これにビールを追加したセットが1340円。15日10時までは50円引きになるモバイルクーポンも配信されている。

 記者もさっそくデビルチキンを食べてみたが、しっかりとした辛さのなかにチキンや野菜の旨みが感じられる仕立てになっており、とにかくごはんが進む。ライスの大盛も90円の追加で用意されているので、お腹に余裕があるなら大盛での注文がオススメだ。テイクアウトにも対応しているので、辛いのが苦手な人はチーズを加えるなどして少しマイルドにして食べるのもいいだろう。

松屋自慢のゴロチキがスパイシーな味わいで楽しめる
あっという間にごはんが無くなった