ニュース

セブン-イレブン、「真夏のグルメ 旨辛界隈」フェアをスタート

2025年7月29日~8月11日 実施
「真夏のグルメ 旨辛界隈」フェア

 セブン-イレブン・ジャパンは7月29日、辛い味付けの商品を集めた「真夏のグルメ 旨辛界隈」フェアをスタートした。第1弾の15商品が29日~8月11日、第2弾の6商品が8月4日~11日に販売される。

 第1弾では「銀座デリー監修 スパイスドライカレーおむすび」(198円、税別、以下同)、「ビリビリ痺辛 麻辣肉みそおむすび」(178円)、「冷たいまま食べる水餃子旨辛ラー油仕立て」(東北:238円、東北・沖縄県を除く全国:218円)、「旨辛ラー油だれのとろっと煮たまご」(298円)、「エリックサウス監修あいがけスパイスカレー」(698円)、「銀座デリー監修カシミールカレー」(598円)、「ちゅるもち幅広春雨風麺冷し麻辣湯麺」(580円)、「メラメラ燃える炎のウマ辛ラーメン」(630円)、「辛辛辛い トマトソースパスタ」(500円)、「銀座デリー監修 チキンコルマカレードリア」(580円)、「ブリトー グリルチキン&ヤンニョムチーズ」(340円)、「グリルチキンの旨辛トマトパスタサラダ」(368円)、「旨辛スンドゥブ」(358円)、「ザクチキ(魅惑のうま辛)」(223円)、「カプリチョーザ監修辛いトマトとニンニク」(328円)が登場。

 第2弾では、「水煮牛肉 牛肉の四川風唐辛子煮込み」(648円)、「中華だしの旨味引き立つ麻婆丼」(498円)、「ジワジワ旨辛キムチチャーハンおむすび」(168円)、「スパイシーピザパン」(250円)、「にんにくと唐辛子のウマ辛冷し辛麺」(500円)、「ラップデリスパイシータコスミート」(298円)が販売される。

銀座デリー監修 スパイスドライカレーおむすび
ビリビリ痺辛 麻辣肉みそおむすび
冷たいまま食べる水餃子旨辛ラー油仕立て
旨辛ラー油だれのとろっと煮たまご
エリックサウス監修あいがけスパイスカレー
銀座デリー監修カシミールカレー
ちゅるもち幅広春雨風麺冷し麻辣湯麺
メラメラ燃える炎のウマ辛ラーメン
辛辛辛い トマトソースパスタ
銀座デリー監修 チキンコルマカレードリア
ブリトー グリルチキン&ヤンニョムチーズ
グリルチキンの旨辛トマトパスタサラダ
旨辛スンドゥブ
ザクチキ(魅惑のうま辛)
カプリチョーザ監修辛いトマトとニンニク
水煮牛肉 牛肉の四川風唐辛子煮込み
中華だしの旨味引き立つ麻婆丼
ジワジワ旨辛キムチチャーハンおむすび
スパイシーピザパン
にんにくと唐辛子のウマ辛冷し辛麺
ラップデリスパイシータコスミート

 29日に開催された発表会では、商品本部 米飯・麺類部 シニアマーチャンダイザーの佐藤達也氏が、今回のフェアを実施することになった背景などを説明した。

商品本部 米飯・麺類部 シニアマーチャンダイザーの佐藤達也氏

 佐藤氏は、暑い夏に関する意識調査において夏バテを気にする人が増え、その対策として辛さのある食事が人気になっていることから、改めて辛さに着目した商品開発に取り組むことにしたと振り返る。

 同氏はその上で辛いグルメに関する歴史を振り返り、1980年代に辛い味のポテトチップスや激辛カップ麺が登場し、1990年代にはタイ料理や韓国料理の認知が拡大、2000年代には激辛ポテトスナックや蒙古タンメン中本のような辛いラーメンの専門店が人気になりエンタメ化。その後、スパイス系やシビレ系など、辛さの多様化が進んでいるとする。

「辛さは単なる刺激ではなく、時代とともに進化して広まってきている」と語る佐藤氏は、直近では「辛さの中にある旨味」が求められていると指摘。辛さと旨味を追求したおいいさの実現を目指したとする。

 同氏は、今回のフェアでは、「監修店」「新しい商品」「定番の旨辛商品」の3つのポイントに注力したと語る。

 監修店については、オーセンティックな南インド料理が楽しめる「エリックサウス」、本場の味に和のエッセンスを採り入れた「銀座デリー」、南イタリアのトラットリアをイメージした「カプリチョーザ」が監修した商品をラインアップしている。

 例えば、「エリックサウス監修あいがけスパイスカレー」は、トマトの酸味がきいたエリックチキンカレーに、隠し味にハチミツを加えたバターチキンカレーを組み合わせた本格的なスパイスカレーに仕上げられている。

「銀座デリー監修カシミールカレー」では、同店発祥のカシミールカレーの味わいを再現。濃厚なコクとスパイシーな味わいが楽しめる。佐藤氏は「今回の商品のなかでもとくに際立つ本格的な辛さが楽しめる商品」だとしている。

 また、最近トレンドになりつつある新しい商品にもチャレンジ。「ちゅるもち幅広春雨風麺冷し麻辣湯麺」「水煮牛肉 牛肉の四川風唐辛子煮込み」がこれに相当し、とりわけ20~30代の女性から強く支持されている本格的な中華料理の味わいを追求。麻婆丼やスンドゥブといった定番商品についても、出汁のおいしさと辛さにこだわってアップデートをかけたという。

 発表会の後半には、激辛料理好きとしても知られる鈴木亜美が登場。最近は火鍋に加え、サウナやジムなど、総じて汗をかくことハマっていることを明かした上で、「銀座デリー監修 スパイスドライカレーおむすび」「エリックサウス監修あいがけスパイスカレー」「銀座デリー監修カシミールカレー」「旨辛スンドゥブ」の4商品を試食した。

鈴木亜美

「銀座デリー監修 スパイスドライカレーおむすび」については、「香りがとてもいい。しっかりスパイスがきいている。攻めている。奥深い甘味もあって食べやすい。辛いのが好きな子どもも食べられる辛さ」とコメント。

「エリックサウス監修あいがけスパイスカレー」については、「辛味もまあまあある。普通の方は辛さが蓄積していって後半は結構辛いのではないか」と心配しつつ、「クリーミーなバターチキンが辛さをやわらげてくれる。クオリティの高さにびっくりした」と辛さをやわらげるアドバイスも。

「銀座デリー監修カシミールカレー」に至っては、「強気で来ている。結構な辛さ。面白半分で買ったらちょっとやばいかなというぐらい攻めている。逃げる場所がごはんしかない。強い方にオススメ」とコメント。激辛マニアが「これは納得できる。満足できる」と強調するだけに、辛いものが苦手な人は要警戒の一品かもしれない。

「旨辛スンドゥブ」は、本来そこまで辛さが強烈ではないということもあり、今回の試食では赤唐辛子を通常の10倍入れた特別バージョンを味わった。「しっかり辛いけど、めちゃくちゃおいしい。いつもの私の味」と平然とコメント。「見た目は小さいけど、ボリューミーでお腹がいっぱいになる」と、食べ応えについて触れていた。