ニュース

「BASE RAMEN」、鶏ガラ醤油と味噌の2商品で登場

2025年10月22日 発売
「BASE RAMEN 鶏ガラ醤油ラーメン」と「BASE RAMEN 味噌ラーメン」

 ベースフードは、「BASE RAMEN 鶏ガラ醤油ラーメン」「BASE RAMEN 味噌ラーメン」の2商品を10月22日に発売する。価格は442円。ECサイトでのオンライン販売からスタートし、順次販路を拡大する。

 同社では、主食のイノベーションをコンセプトに、1日に必要とされる栄養素の1/3を1食で摂取できる商品を展開している。主力商品のBASE BREADシリーズをはじめ、BASE Cookies、BASE Pancake Mix、BASE YAKISOBAといった商品が販売されている。

 マーケティング部 ブランド/クリエイティブ/PRマネージャーの溝口究氏は、「健康のためには毎日食べたいが、それには飽きないように自分で選べる選択肢が必要」とした上で、今回のBASE RAMENの発売により、5シリーズ24商品のバリエーションを提示できるようになったと語る。

マーケティング部 ブランド/クリエイティブ/PRマネージャーの溝口究氏(左)と研究開発部 商品開発チームの伊藤仰喜氏(右)

 同氏は、BASE RAMEN発売の背景として、7割の人が健康上の懸念からカップ麺を食べる頻度を減らしているという調査データを紹介。カップ麺は塩分が高めで不健康というイメージがあり、そこが課題であるとともに、同社にとってチャンスとなり得ると指摘する。

 研究開発部 商品開発チームの伊藤仰喜氏によれば、1月に発売したBASE YAKISOBAの開発段階からすでに汁ありの商品の検討も進めていたが、スープを飲み干すかどうかという行動が人によって異なることが商品設計を難しくした。さらに、麺もBASE YAKISOBAとは異なるノンフライ麺を使い、そこに栄養素を練り込んで作るため、製造上での課題をクリアしながら、麺とスープのバランスを調整するのに時間がかかったという。

BASE RAMEN 鶏ガラ醤油ラーメンの商品概要
BASE RAMEN 味噌ラーメンの商品概要

 2商品での展開となるが、麺とかやくは同じものを使用しており、スープによって味わいに違いが付けられている。いずれも麺を完食し、スープを1/3程度飲んだ状態で、たんぱく質、食物繊維、ビタミン・ミネラルなど、33種類の栄養素をバランスよく摂取できる設計となっているとのこと。

 ちなみに、同社では2018年に「BASE RAMEN すごい煮干し」を商品化し、ラーメン凪で販売するなどしていたが、その際は生麺を使用したもので、今回の商品とは全くの別物だったという。

 主食のイノベーションを掲げる同社だが、日本人の主食といえば、最近供給不足や価格高騰が話題になっている米。伊藤氏は、「米がないから麺というところもあるが、そういったものも今後検討していきたい」と語っていた。

BASE RAMEN 鶏ガラ醤油ラーメン
BASE RAMEN 味噌ラーメン