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イギリスで抹茶ラテを飲んでみた。抹茶×ブルーベリーとウベ/キャラメルと味噌!?

アメリカ発のコーヒーショップ「Blank Street」

2026年2月17日 時点
Blank Streetの抹茶ラテ「Blondie/Blueberry」

 近年、世界的に注目されている抹茶。今回は、イギリスで抹茶ラテが大人気のカフェ「Blank Street」から、日本では見ない不思議なフレーバーをご紹介します。

 Blank Streetは、2020年にアメリカ・ニューヨークで生まれ、2022年にイギリスに進出したコーヒーショップで、現在はこの2か国に計95店舗を展開しています。コーヒーショップではありますが、若者を中心に抹茶ラテで知られているブランドです。

 今回は、2025年秋にオープンした世界最大の店舗で、定番フレーバーの「Blueberry」と、冬季限定の「Blondie」を注文してみました。日本人としてはぎょっとしてしまう中身ですが、平日の昼間でも行列ができるほどイギリスの若者には人気のようです。

コーヒーショップ「Blank Street」の抹茶ラテ

Iced Blueberry Matcha

Blank Street「Iced Blueberry Matcha」

 1つ目の抹茶ラテのフレーバーはブルーベリー。そのほか、バニラとウベが入っており、鮮やかな緑と紫のコントラストが特徴の一杯です。抹茶×バニラはほかのカフェでも定番で、Blank Streetでは6つの抹茶ラテフレーバーのうち5つに使用されています。

 味はブルーベリーの酸味が入ったミルキーな緑茶、という印象で、抹茶の苦みはまったく感じませんでした。ウベも味の主張はなく、鮮やかな紫の色合い、バニラの華やかな甘さ、ブルーベリーの酸味と抹茶の爽やかさを楽しむドリンクのようです。

 価格はLサイズで4.7ポンド、日本円では約977円です(2月17日時点、1ポンド207.92円で計算)。店頭のメニューのカロリー表示によると、Largeで約190kcalとのこと。

Iced Blondie Matcha

Blank Street「Iced Blondie Matcha」

 冬季限定のラテ「Blondie」を飲んだ瞬間頭に浮かんだのはクリスマスでした。メニューに書いてある説明を見ると、入っているのは「Salted brown sugar caramel、cookie butter、miso」です。「抹茶ラテに味噌!?」と思わず二度見してしまいます。

 キャラメルらしいコクのある甘さで、冬、特にクリスマスをイメージさせる味わいです。味噌が入っているということで少し構えてしまいますが、言われても味噌が入っているとは気が付かないほど馴染んでいました。バターと合わさり、キャラメルのコクを深めているのだと思います。抹茶の香りは少し残っていますが、ブルーベリーと同様苦みはまったくない仕上がりでした。

 価格はLサイズで4.9ポンド、日本円では約1019円です(2月17日時点、1ポンド207.92円で計算)。カロリーはLargeで約209kcalと、ブルーベリーフレーバーよりは高めです。

ホットではなくアイスが基本

 日本で抹茶ラテといえばホットのイメージがありますが、イギリスではどんなに寒くてもアイスが基本。もちろんホットも注文できますが、あたりを見渡して目に入るのは透明なカップに入った鮮やかな緑ばかりです。

 太陽の出ないイギリスの寒い2月でも、筆者の友人たちはコーヒーも必ずアイスで飲んでいます。透明なグラスやプラスチックカップで鮮やかな見た目を楽しむためにアイスで飲んでいるのかもしれません。

ミルクはオーツミルク

 日本ではほとんどのカフェで牛のミルクがデフォルトになっていますが、Blank Streetの抹茶ラテはオーツミルクを基本としているようです。今回訪問した店舗では、オーツミルクか牛乳かを注文時に確認していました。

 イギリスではミルクの選択肢が豊富で、通常の牛乳から低脂肪、無脂肪、オーツミルク、アーモンドミルク、豆乳など幅広い種類がスーパーでも気軽に購入できます。ベジタリアンやヴィーガン、その他宗教上の理由など、多様な食生活の選択が一般的になっているためだと思われます。

 特にオーツミルクの人気が高いようで、カフェでは乳製品の代替としてほぼ必ずオーツミルクを置いています。豆乳やアーモンドミルクなどと比較してもクセがなく、牛乳の代替品として使いやすいミルクだと感じます。

種類豊富な抹茶ラテ

 今回注文した2つ以外にも、ホワイトチョコレートやシナモン、バニラづくしのフレーバーやアールグレイと合わせたものなど、抹茶ラテだけでも6つのメニューが並んでいました。サイズはSmallとLarge、2種類の展開ですが、訪問時の様子を見る限りほとんどの人がLargeを注文しているようです。

 日本の抹茶ラテでも物足りず、濃いものを求めて抹茶巡りをしてしまう筆者には、抹茶をほかの味を組み合わせるなんて、と最初は衝撃のラインアップでした。イギリス滞在6か月目にして初めてフレーバー入りの抹茶ラテを飲みましたが、抹茶そのものではなく抹茶ドリンクとして楽しみ方の幅が広がったと感じます。

 アメリカでは異なるフレーバーも販売しているようなので、イギリスやアメリカを訪れる際はぜひお気に入りを見つけてみてください。

Blank Street「Blondie」「Blueberry」