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くら寿司「健康シリーズ食前の一皿」に夏の新作が登場。管理栄養士がすすめる寿司との意外な食べ合わせ

2026年6月26日 発売
くら寿司「健康シリーズ食前の一皿」を監修した伊達先生

 くら寿司は、健康を意識した少量サイズのメニュー「健康シリーズ食前の一皿」から、夏におすすめの新商品5種類を6月26日に発売する。価格は各120円(回転レーンでは各115円)。

 同シリーズは、野菜不足など現代人の食生活の課題に着目し、食事の最初に手軽に栄養をプラスできる少量メニューとして開発したもの。食事の際に野菜から食べる“ベジファースト”を実践しやすいラインアップで、WHO(世界保健機関)が定める“世界健康デー”に合わせて4月7日に販売を開始し、累計300万食を突破したという。これから暑くなる季節に向けて、新たに5品が加わる。

 発売前に開いた試食会では、シリーズを監修した管理栄養士の伊達友美先生から直接話を聞くことができた。伊達先生は「お寿司屋さんは野菜がとれない」というイメージに対し、お寿司はもともとヘルシーな食事だとしたうえで、食前に野菜やお酢のものをとる“ベジファースト”をすすめる。食前にとることで血糖値の上昇がゆるやかになり、脂の酸化を抑える働きも期待できるという。新しい5品にはそれぞれ、お寿司との“おすすめの食べ合わせ”が用意されていた。記者が聞いたポイントとともに紹介する。

「冷製コーンポタージュ」とつぶ貝

冷製コーンポタージュ
合わせるお寿司は「つぶ貝」

 カリウムやビタミンB1、B2を含む冷たいスープ。トウモロコシの食感を残し、食べ応えのある仕立てにした。糖質3.3g、30.2kcal。

 伊達先生のおすすめの食べ合わせは「つぶ貝」。コーンポタージュのビタミンB1やB2と、つぶ貝の亜鉛を合わせることで、エネルギー代謝に関わる栄養素をスープとお寿司でとり入れられるという。つぶ貝にクセがなくさっぱりとしていて、最後まで口の中が軽やかなままおいしく食べ進められた。

「キャベツ酢漬け」とあじ

キャベツ酢漬け
合わせるお寿司は「あじ」

 ビタミンUを含むキャベツを、特製ピクルス液でマリネした一品。糖質5.1g、22.4kcal。

 伊達先生によると、ビタミンUは消化を助けるとされ、熱に弱いため生のままとれるのが利点。食前にお酢のものをとると脂の酸化を抑える働きも期待でき、脂の乗ったネタと合わせやすいという。おすすめは、良質なたんぱく質がとれる「あじ」との組み合わせだ。しっかりと酸のきいたキャベツが、あじの脂を心地よくリセットしてくれて、暑い時季でもさっぱりと食べられた。

夏野菜サラダとビントロ

「夏野菜サラダ」
合わせるお寿司は「ビントロ」

 ビタミンCとリコピンがとれる夏野菜のサラダ。バジルのドレッシングで、ミニトマトとパプリカを和えた。糖質3.5g、36.0kcal。

 伊達先生は、パプリカやトマトの抗酸化作用のあるビタミンやリコピンを、紫外線が強くなる夏に取り入れたい栄養素だと話す。さらに、リコピンのような脂溶性の栄養は油と一緒のほうが吸収されやすいため、ドレッシングのオイルにも意味があるという。合わせるのは、良質な脂質を含む「ビントロ」。夏に不足しがちなたんぱく質も無理なく補えるとのことだ。

きんぴらごぼうととろサーモン

きんぴらごぼう
合わせるお寿司は「とろサーモン」

 食物繊維とカロテンがとれる一品。ごぼうとにんじんを使い、いりごまとすりごまをトッピングした。糖質3.3g、24.2kcal。

 伊達先生によると、煮物や根菜は回転寿司ではとりにくく、食物繊維を手軽に補える点が魅力だという。おすすめの「とろサーモン」と合わせると、ごぼうの不溶性食物繊維が脂を包み込んで外に出す働きが期待でき、脂の乗ったサーモンも重くなりすぎずに楽しめるとのこと。

黒ごま豆乳ぷりんと大盛り貝柱

「黒ごま豆乳ぷりん」
黒ごまの風味とコクが楽しめる
合わせるお寿司は「大盛り貝柱」

 セサミンとイソフラボンがとれる和のスイーツ。優しい風味の豆乳ぷりんを、黒ごまの風味とコクで包み込んだ。糖質7.8g、60.3kcal。

 伊達先生は、豆乳の大豆イソフラボンと黒ごまのセサミンを合わせてとれる点がポイントだとする。締めにうれしい一品で、たんぱく質や亜鉛がとれる「大盛り貝柱」と合わせれば、大豆イソフラボンが魚に多い脂(DHAなど)の酸化を抑える働きも期待できるという。

引き続き販売されるラインアップ

 4月に発売した「チキンサラダ(山形産ハーブ鶏使用)」「沖縄もずく」「海藻サラダ」「ブロッコリーサラダ(アンチョビマヨ)」「優しいトマト」や、シャリの代わりに大根と人参の酢漬けを使う「シャリ野菜 まぐろ」「シャリ野菜 サーモン」も継続販売する。

「食べたいものを食べたいだけ」が回転寿司の魅力

 伊達先生は、ふだんは頼みにくい健康食材も、この少量サイズならチャレンジしやすく、気に入れば家庭でも取り入れるきっかけになればと話す。シリーズに辛い商品をあえて入れていないのも、冷房で体が冷えがちな夏に、体を冷やしすぎないための配慮だという。

 また、「普段はあまりお米を食べない人も、お魚を食べない人も、海藻を食べない人も、それぞれが自分の好みに合わせて栄養をプラスできるのが回転寿司の魅力」と話す。「『食べたいものを、食べたい時に、食べたいだけ食べる』という理想の食事が実践できる回転寿司は、まさに世界に誇れる日本の食文化」としていた。気になっていた一品も、この量なら気軽に試せる。お寿司と一緒に、夏の食卓に“もう一皿”を加えてみてはどうだろうか。

※価格は店舗により異なる場合あり
※一部商品は予定数量に達し次第、販売終了
※持ち帰り不可
※糖質、カロリーは1食あたりの分析値