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「キリン 生茶 熟成」10月13日発売! 半年~2年寝かせた新原料のこだわりを体感してきた

濃紺×グレーのプレミアムなパケにも注目

2026年10月6日 発表
「キリン 生茶」の新商品「熟成」

 キリンビバレッジは、緑茶ブランド「キリン 生茶」から新商品「キリン 生茶 熟成」を全国で10月13日に発売する。これに先立ち開催された発表会で、気になる中味やこだわりのパッケージをひと足先に見てきた。

「キリン 生茶」の新商品

発売日: 2026年10月13日
価格:
・「キリン 生茶 熟成」(525mLペットボトル・220円)
・「キリン 生茶 ほうじ煎茶」(525mLペットボトル・220円)
・「キリン 生茶 ほうじ煎茶」(600mLペットボトル・220円・コンビニ限定)
・「キリン 生茶 ほうじ煎茶 ラベルレス」(525mL×24本・5280円・EC限定)
・「キリン 生茶 カフェインフリー」(500mLペットボトル・220円)
※いずれも税別価格

「すっきり」でも「苦渋い」でもない本当においしい緑茶を求めて

キリンビバレッジ株式会社 マーケティング部の山中進氏。飲みやすさ、健康、味や香りが3大ニーズと説明

 発表会ではまず、マーケティング部 生茶ブランドマネージャーの山中進氏から、今の無糖茶市場や消費者のニーズについての解説があった。物価高の影響もあり、最近はペットボトル飲料市場においても「本当に価値があるもの」をじっくり吟味して買う人が増えているという。

 無糖茶は「飲みやすさ」「健康」「味や香り」の3大ニーズに大別されるが、その大半を占める「飲みやすさ」はほかで代替されやすく、スタンダード緑茶の価値意識が低下しているのが現状。その結果、手淹れやマイボトルといった清涼飲料外への流出が進み、ペットボトル市場全体の縮小危機に直結しているという。

 同社の調べでは、スタンダード緑茶からの離脱理由は「緑茶の味や香りへの不満」が最も多い。実際に消費者が「すっきり飲みやすいけれど、ちょっと物足りないな」と感じたり、逆に味が濃いタイプに対して「お茶の味は濃いけれど、苦みや渋みが強すぎるかも」と、味や香りにプチ不満を抱えて緑茶から離れてしまう人が多いという。

 そんな離脱層に向けて、生茶ブランドが、「シンプルに、本当においしい緑茶」を届けるという挑戦のもと、お茶の味や香りをしっかり楽しみたい人のための新しい受け皿として開発されたのが、今回の「生茶 熟成」だ。

“熟成”という言葉のポジティブイメージで新しいおいしさの緑茶を提案

「生茶 熟成」に込めた思いを語るマーケティング部 生茶ブランド担当の齊藤裕吏氏

 マーケティング部 生茶ブランド担当の齊藤裕吏氏からは、新商品のコンセプトについての説明があった。

“熟成”という言葉が持つ「うまみやコクが深い」「時間や手間ひまをかけた」というポジティブなイメージ。これが、緑茶の味や香りに物足りなさを感じている離脱層のニーズを満たすカギになると考えた。

 通常の緑茶では物足りず、濃い系緑茶では苦み渋みが強すぎるという既存の課題を、この“熟成”のイメージを活用して払拭していく。商品コンセプトは、ずばり「茶葉のおいしさをていねいに引き出した、味わい豊かな新しいお茶。」だ。

2年半かけてたどり着いた、香りの強い「寝かせ仕込み茶葉」

中味開発のこだわりを説明した商品開発研究所 飲料開発担当の和田宏美氏

 続いて、おいしさとこだわりについて教えてくれたのは、商品開発研究所の和田宏美氏。「生茶 熟成」の最大の特徴は、新原料「寝かせ仕込み茶葉」を採用していること。複数の茶葉と、この新原料をブレンドした中味となっている。

「寝かせ仕込み茶葉」は、通常の緑茶の工程に、半年から2年間にわたり低温保管するというひと手間をプラス。これにより、まろやかさと深いコクを引き出しているという。

一般的な緑茶葉と「寝かせ仕込み茶葉」の製造工程の違い

 構想から2年半以上を費やし、試作した数は130品以上。海外での抹茶ブームの煽りを受けて国産の緑茶葉がひっ迫するという苦労もあっただが、粘り強く原料を探し求めて完成にこぎつけたそうだ。

 会場にはこの「寝かせ仕込み茶葉」の実物が展示されていた。一般的な緑茶葉と香りを比べてみると、こちらのほうが強く引き立っているように感じた。

 そんな新原料を採用し、芳醇な深いうまみとコクを味わえる「生茶 熟成」は、日常のあらゆるシーンに合う。ちょっと仕事に疲れた夕方のリフレッシュタイムなどに特におすすめとのことだ。

構想から2年半以上、130品以上の試作を経て開発された「生茶 熟成」
一般的な緑茶葉(左)と新原料の「寝かせ仕込み茶葉」(右)

パケ買いしたくなる! プレミアムな「濃紺」とこだわりのグレーフタ

パッケージのポイントは3つ

 個人的に気に入ったのがパッケージデザインだ。これまでの緑茶のイメージにある黄緑や濃い緑ではなく、本格感のある「濃紺」をベースにした色合いがパッと目を引き、プレミアム感がある。

 緑茶らしさを残しつつ新鮮さを出すために、パッケージ開発でもかなり色合いのバランスを意識したという。

パッケージ中央にあしらわれた「金色の雫」と、周囲に配された「熟成生茶」「JUKUSEI」の洗練されたレイアウト

 中央にはお茶の品質と自信を表現する「金色の雫」があしらわれ、その右側には「熟成生茶」の文字、左側にはローマ字の「JUKUSEI」がそれぞれ縦書きで配置されている。

 ボトルのキャップの色にも注目してほしい。グリーンでも白でもなく、絶妙なくすみカラーの「グレー」が採用されている。生活のなかにすっと馴染むデザインでありながら、手に取ったときに“モノとしてのよさ”を感じさせてくれる佇まいになっている。

3品を飲み比べ! 「生茶 熟成」を試飲してみた

 会場では、味わいの違いを体験するために「生茶 熟成」「濃い系緑茶」「通常の生茶」の3品が用意された。

用意された3品の比較試飲カップ。ターゲット層に合わせて明確に味覚設計が分かれている

生茶 熟成(ターゲット「味や香り」)

 実際に口に含んでみると、3品のなかでは一番、深いうまみと豊かなコクを感じた。まろやかな重厚感がありながら後味はすっきり。毎日でも飲み飽きないシンプルなおいしさだ。

濃い系緑茶(ターゲット「健康」)

 こちらは味の濃さと、強い苦み・渋みがきいている。眠気覚ましや健康感を求めるときにはぴったりだが、「味や香りをゆっくり楽しみたい」ときには、今回の「熟成」に手がのびそう。

現行品の生茶(ターゲット「飲みやすさ」)

 爽やかな香りが鼻に抜けて、すっきりした爽快感。ゴクゴクと渇きを潤したいシーンに最高な、みずみずしい味わいであることをあらためて実感した。

 3品を飲み比べることで、同社がそれぞれのニーズに合わせて明確に味を作り分けているのが、はっきりと体感できた。

「ほうじ煎茶」のリニューアルや「カフェインフリー」も同日登場!

「キリン 生茶 ほうじ煎茶」と「キリン 生茶 カフェインフリー」

 今回は「キリン 生茶 熟成」のほかにも、豊かな味・香りと飲みやすさをさらに強化した「キリン 生茶 ほうじ煎茶」がリニューアルされ、コンビニ限定で600mLサイズも登場する。

 さらに、特許製法でおいしさはそのままにカフェイン0gを実現した「キリン 生茶 カフェインフリー」(500mL)も、中味やボトルを刷新して新発売となる。

 ぜひ、その日の気分やシーンに合わせて選んでみてほしい。

左から山中氏、齊藤氏、和田氏