おいしさの秘密と私のこだわり

腸から脳に働きかける「メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト」

森永乳業 マーケティング統括部 中長期ウェルネスマーケティンググループ 益田多美氏

 森永乳業は、「メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト」を発売した。同社 マーケティング統括部 中長期ウェルネスマーケティンググループ 益田多美氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――今回のリニューアルの経緯を教えてください。

益田氏:森永乳業は、50年以上にわたって腸内フローラやビフィズス菌の研究に取り組んでいます。脳と腸が密接に関わる関係を“脳腸相関”と言い、当社でも腸から脳機能への研究を深める中で、保有する数千株の菌株から認知機能・記憶力への作用が期待できる「ビフィズス菌 MCC1274」を特定しました。一方で、認知症という大きな社会課題に対して、生活者を身近な“食”でサポートできるような商品をお届けしたいという想いがあり、「ビフィズス菌 MCC1274」の商品化にチャレンジし、発売に至っております。

――どんな特徴があるのでしょうか。

益田氏:世界“初”(※1)認知機能を維持する働きが認められたビフィズス菌を含むヨーグルトとなります。このビフィズス菌、ビフィズス菌MCC1274には、健常な中高年の方の加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力、空間認識力を維持する働きが報告されています(※2)。

※1 ヒト臨床試験において単一のビフィズス菌生菌体のみで加齢に伴い低下する認知機能(記憶力)を維持する働きが世界で初めて論文報告された(PubMedと医中誌Webより、ビフィズス菌と認知機能および記憶のキーワードを用いたランダム化比較試験の文献検索結果。ナレッジワイヤ社調べ)
※2 記憶力とは、見たり聞いたりした内容を記憶し、思い出す力のこと。

メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト

――こだわりのポイントは?

益田氏:1点目が、機能性関与成分であるビフィズス菌MCC1274(B.breve)が、世界で初めて認知機能を維持する働きが認められたビフィズス菌であるということ。2点目が、“脳腸相関”というように、脳と腸は密接に関わっており、ヨーグルトだからこそ、しっかりと腸に届いて脳に働くということ。3点目が、発売前調査では“84.3%”の方がおいしいと回答してくださっているように、毎日おいしく食べられる味わいに仕上がっていること、となります。

――どんな人に食べて(飲んで)もらいたいですか?

益田氏:記憶力の低下が気になる方はもちろんですが、一方で認知機能や記憶に関してのケアは、食や運動の生活習慣を含め早期にケアを行なっていくのが良いと考えられています。今のうちからケアをしていきたい、と思っていらっしゃる方にも食べてもらいたいです。

メモリービフィズス 記憶対策ヨーグルト ドリンクタイプ