おいしさの秘密と私のこだわり

常温保存でき電子レンジで温めて食べられる「麺QUICK」

各350円(税別)

テーブルストック 代表取締役社長の中村桂氏

 テーブルストックは、日常的においしく食べられることを目指して新たに開発した、常温で長期間保存可能な「麺QUICK」シリーズを2月7日に発売した。同社 代表取締役社長の中村桂氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

中村氏:昨年3月11日、東日本大震災から10年の節目に「TABLE STOCK」をローンチしました。常温5年保存可能な「おいしさにこだわった保存食」は、備蓄食としてもアウトドアシーンにおいても多くの方にご利用いただいています。そんな中、お客さまより「非常食としてではなく日常的に食べたい」「もっと身近で購入したい」といったお声をいただき、このたび、電子レンジで温め可能な「麺QUICK」の開発に至りました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

中村氏:従来の小麦からできているパスタやうどんの麺は、ソースやスープと同じパッケージに入れてしまうと麺が伸びてしまい、おいしくなくなっていましたが、特許取得の独自新製法を確立し、同じパッケージ内であってもソースやスープが麺に染みることなく、温めることで初めて絡み、モチモチした食感で美味しさを保持します。

麺QUICK 国産豚100%のボロネーゼパスタ
麺QUICK 濃厚海老クリームパスタ

――こだわりのポイントは?

中村氏:「麺QUICK」シリーズは、「国産豚100%のボロネーゼパスタ」と「濃厚海老クリームパスタ」の2種類を用意しました。ボロネーゼは、完熟トマトと存在感のある国産豚挽肉で本格的な味を追求、クリームパスタは、ふんだんに使った甘海老と濃厚ソースで完成した、深みのある旨味がポイントです。

――どんな人に食べてもらいたいですか?

中村氏:今回発売した「麺QUICK」と、前回発売した「おいしさにこだわった保存食」との最大の違いは、湯煎に加え、電子レンジでの温めでもお召し上がりいただける点です。ある調査によると、コロナ禍でリモートワークが進み、会議が増えてしまったため、昼食を準備する時間が取れないと悩む人も増えているようです。本商品は、電子レンジでの温めワンアクションで食べることができますし、常温保存可能なので、冷蔵庫のスペースも取らずにストックできるので、日常の時短飯としてもお楽しみいただけるのではないかと思います。

――ありがとうございました。