おいしさの秘密と私のこだわり

プライベートブランドで缶ワインを販売するAmazon

アマゾンジャパン 消費財事業本部 プライベートブランド 企画推進事業部のボブロブ・アイラ氏

 アマゾンジャパンは、プライベートブランド「SOLIMO(ソリモ)」で缶ワインを販売している。同社 消費財事業本部 プライベートブランド 企画推進事業部のボブロブ アイラ氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

ボブロブ氏:新型コロナウイルスの影響による巣ごもり需要で家飲みトレンドが上昇したものの、ワインのボトル1本は飲み切れないという声を多く耳にしました。また、キャンプなどのアウトドアも昨今ブームのため、「1人でも飲み切れるサイズで、持ち運びも簡単な缶ワインを作りたい」という思いで1年以上かけて開発しました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

ボブロブ氏:グラス2杯分の飲みきりサイズ(300ml)の缶ワインで、開栓後も残ったら蓋を閉めておけるスクリューキャップ仕様であることが特徴です。また、多くの方々に受け入れられやすい味、香り、アルコールのバランスが取れたワインにするべく、日本のお客さまに一般的に馴染みのあるブドウの品種を使いました(赤:カベルネ、白:シャルドネ)。また、缶なので紫外線の影響を受けないことも特徴の1つです。

SOLIMOブランドの缶ワイン

――こだわりのポイントは?

ボブロブ氏:1年を通して日照時間が長く、ぶどうが熟しやすいチリ産のワインをベースに、Amazonのソムリエチームと何度もテイスティングを重ね、Amazon独自のワインでありながらも大勢の方のお口に合う味わいに仕上げました。口当たりの満足度やコクにもこだわり、特に白ワインのシャルドネは幅広いお料理に合う辛口ワインを目指し、コク、旨味と飲みごたえを追求。スパークリングはガス圧と辛さ、キレをバランス良く調整して仕上げました。レビューでも「飲みやすい」という嬉しいお声をいただいています。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

ボブロブ氏:グラス要らずでどこでも気楽に飲めるのでいろいろなシーンでご利用いただきたいです。ピクニックやキャンプなどのアウトドアシーンだけでなく、赤・白・スパークリングと複数の味を少しずつ楽しめるので、家飲みやホームパーティなどインドアでも。容量が小さく、1人暮らし用の小さな冷蔵庫でも場所を取らず便利ですし、パッケージの可愛さは女性のお客さまにも好評です。コルク栓は開けるのが一苦労という方にもおすすめしたいです。

――ありがとうございました。