おいしさの秘密と私のこだわり

チーズの味わいを追求したおいしい植物性チーズ「Violife」

J-オイルミルズ スペシャリティフード事業本部 乳系PBF事業統括部 家庭用マーケティング部長の石田剛氏

 J-オイルミルズは、植物生まれのチーズ「Violife(ビオライフ)」を販売している。今回はスペシャリティフード事業本部 乳系PBF事業統括部 家庭用マーケティング部長の石田剛氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

石田氏:Violifeは、1990年代に、ギリシャの青年3人が集まり、代替品で乳商品のような味わいのものを作ってしまおうと開発を開始し、現在、世界50か国で販売されています。日本でもプラントベースフードの広がりを受け、「おいしさ・健康・環境負荷抑制」を目指す当社が、2021年9月より日本での販売を開始しました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

石田氏:Violifeは、植物生まれの原料使用し、ココナッツオイルを主原料にした植物生まれのチーズで、スライス2種、シュレッド2種、ブロック、クリーミーなど、多くの商品ラインを展開しています。

 乳原料・ナッツなど、アレルゲン物質(特定原材料等)28品目を不使用で、みんなが楽しめるおいしさにこだわりました。また、カーボンフットプリントの排出量が乳商品のチーズに比べ70%以上抑制(LCA:ライフ・サイクル・アセスメントより)でき、「おいしさ」だけではなく、環境にも配慮している点が特徴です。

Violife 植物生まれのチーズ ブロック スモークタイプ

――こだわりのポイントは?

石田氏:こだわりのポイントは、ギリシャの青年3人が、「おいしくなければ本当に人々を喜ばすことはできない」と、20年以上にわたり3000以上のレシピ、200以上の製法を研究・テストし、忍耐強く、味を追い求めた「おいしさ」です。その「おいしさ」は、日本でも高い評価をいただいています。

――どんな人に食べてもらいたいですか?

石田氏:みんなが楽しめるおいしさにこだわりましたので、ヴィーガン・ベジタリアン、アレルギーをお持ちのお子さまがいる方、地球環境に配慮した生活を心掛けている方、植物性チーズに興味がある方、チーズ好きの方にも、ぜひお楽しみいただきたいです。

――ありがとうございました。

Violife 植物生まれのチーズ シュレッド モッツァレラタイプ
Violife 植物生まれのチーズ シュレッド チェダータイプ