おいしさの秘密と私のこだわり

ミスドの「白いポン・デ・リング」、2年かけて白い色を実現

2023年6月14日 発売

ダスキン ミスタードーナツ事業本部 企画開発本部 商品開発部 商品開発室の大塚崇文氏

 ミスタードーナツ(ダスキン)は、6月14日に4種類の「白いポン・デ・リング」を発売した。今回はミスタードーナツ事業本部 企画開発本部 商品開発部 商品開発室の大塚崇文氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

大塚氏:ポン・デ・リング20周年という節目に、ポン・デ・リング誕生と同じように新しい見た目と食感で、驚きがあり、皆様に「ワッ!」と言っていただける商品を作りたい、という想いからたどり着いたのが白いポン・デ・リングです。

――どんな特徴があるのでしょうか。

大塚氏:商品名にもなっている白色のドーナツ生地と、もちもちではない「やわ、もっちり」食感です。従来のポン・デ・リングとは違った、伸びるようなやわらかさと、もっちり食感にこだわり開発いたしましたのでぜひ食べ比べてみてください。

白いポン・デ・リング
白いポン・デ・カスターアーモンド

――こだわりのポイントは?

大塚氏:特徴と同様になりますが、白色のドーナツ生地の開発に最も苦労しました。高温でフライするドーナツを白色に保つことはとても難しい技術で開発に約2年を費やしました。白い色にすることでドーナツの形が保てなかったり、ドーナツに欠かせない香ばしい味わいが出せなかったり、苦労の連続でした。絶妙な配合のバランスの調整と試作を繰り返し発売することができました。

――どんな人に食べてもらいたいですか?

大塚氏:4種類とも食べていただくとわかるかと思いますが、甘さや食感や味わいにそれぞれ違いがございます。お子さまからご年配の方まで、幅広い方に召し上がっていただきたいと思います。また、ほっと一息つきたいときや、ちょっとしたお土産など、さまざまなシーンでご利用いただければと思います。

――ありがとうございました。

白いポン・デ・みたらし
白いポン・デ・白あん