おいしさの秘密と私のこだわり

ビールらしさと飲みやすさの両立を目指した「キリンビール 晴れ風」

キリンビール マーケティング部ビール類カテゴリー戦略担当の向井優夏氏

 キリンビールは、17年ぶりとなるスタンダードビールの新ブランド「キリンビール 晴れ風」を4月に立ち上げて販売している。今回はマーケティング部ビール類カテゴリー戦略担当の向井優夏氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

向井氏:お客さまのライフスタイルや嗜好が急速に変わる中で、これからの時代にあった新しいビールを作りたいという気持ちから、弊社のスタンダードビールとしては17年ぶりとなる新ブランドの開発がスタートしました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

向井氏:創業以来ビールを作り続けて100年以上が経ちますが、そんなキリン伝統のビールづくりに新しい発想を取り入れて誕生したブランドで、「ビールのうまみや飲みごたえ」がありながら「飲みやすい」、新しいおいしさが特徴です。

 桜や花火といった日本の風物詩を守る活動に本商品の売上の一部を寄付し、未来へとつないでいく「晴れ風ACTION」にも取り組んでいます。

キリンビール 晴れ風

――こだわりのポイントは?

向井氏:“飲みごたえ”と“飲みやすさ”は、ビールにおいては相反するものと言われてきましたが、絶妙なバランスでそれらを両立させることにこだわりました。ビール好きも満足するうまみ・満足感はありながらも、ビール非ユーザーが苦手とするビールの重さ・苦さを感じさせない、誰が飲んでもきっとご満足いただける新しいおいしさのビールができました。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

向井氏:ビール好きから普段はあまりビールを飲まない方まで、幅広いお客さまに手に取っていただきたいです。もし手に取っていただけた際には、自信作のおいしさを楽しんでいただきながら、缶の裏面の二次元コードから「晴れ風ACTION」にもぜひご参加ください。お客さまを、そして世の中を少しでも晴れやかにできる存在になれるよう努めて参ります。

――ありがとうございました。