おいしさの秘密と私のこだわり

甘くないスッキリとした味わいを目指した「チャミボール」

眞露 マーケティング部の宇佐見映里菜氏

 眞露は、チャミスルブランドの缶チューハイ「チャミボール」をコンビニ先行で販売している。今回はマーケティング部の宇佐見映里菜氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

――商品開発の経緯を教えてください。

宇佐見氏:20代中盤から30代のライフスタイルや飲酒嗜好の変化を受け、「甘くない」チャミスルのニーズを感じ、開発に至りました。従来の「チャミスル」をご支持いただいていた若い方が、就職や飲み方の変化で飲む機会が減少。そこで、スッキリした味わいの「甘くないチャミスル」のキーワードで、より日常に近い缶パッケージで開発いたしました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

宇佐見氏:「甘い」というイメージがある「チャミスル」に対して、「チャミボール」は甘くなく、スッキリとした味わいが特徴です。アルコール度数は飲みごたえのある7%ながらも、爽快な炭酸感があり、飲んだ後にリフレッシュ感をもたらし、辛い料理やジャンキーな料理との相性も抜群です。ぜひご自宅での晩酌や食事中のお供としてお楽しみください。

チャミボール。フレーバーは「fresh+レモン」と「マスカット」の2種類

――こだわりのポイントは?

宇佐見氏:両方とも、「食事に合わせて飲めるスッキリ感と甘くなさ」と「満足感」のバランスにこだわっています。特に「チャミボールマスカット」は、甘くないながらも、マスカットの香りと味わいだけでなく、その他にもいくつかの香りを混ぜて作っています。ちょっと大人なスパイス感で、何を使っているか分かった方がいらっしゃったらぜひ教えていただきたいですね。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

宇佐見氏:お酒に対する評価ポイントが、「甘い」から「甘くない」に変化してきた20代中盤~30代です。また、チャミスルの中でも「fresh」という、プレーンな味わいのものを楽しんでいただいている方を調査すると、30代~40代の男性で、「比較的お酒が好きで、食中酒として楽しんでいる」というお声が多かったです。そんな方にもピッタリだと思っています。

――ありがとうございました。