おいしさの秘密と私のこだわり
エスプレッソに合うオリジナルの豆乳「タリーズ ソイミルク」
2025年3月5日 08:00
タリーズコーヒージャパンは、植物性ミルク「豆乳」を使ったシーズナルドリンクを3月5日に発売した。「豆乳 LOVERS」と題して「アーモンドプラリネソイラテ」や「豆乳アサイーバナナスワークル」などが登場するが、これらのドリンクにはタリーズオリジナル豆乳「タリーズ ソイミルク(調製豆乳)」(一般販売中)が使用されている。今回はプロダクト本部 商品開発部の若林教二氏にタリーズソイミルク開発の背景やこだわりのポイントを伺った。
タリーズオリジナルの豆乳とシーズナルドリンク
・「タリーズ ソイミルク(1000mL)」(345円)
・「アーモンドプラリネソイラテ(HOT/ICED)」(Short 620円、Tall 680円、Grande 740円)
・「豆乳アサイーバナナスワークル」(Tall 700円)
Webサイト: タリーズ ソイミルク
――商品開発の経緯を教えてください。
若林氏:以前のタリーズコーヒー店舗では、牛乳を豆乳に変更するサービスの一部としてメーカーの市販品の豆乳を使っていましたが、タリーズのエスプレッソに合うオリジナルの豆乳を作ろうと考えるようになりました。
そこで2007年に長野県に工場を持つ豆腐メーカーさんのご協力を得て、大豆原料の選定や甘さの種類などゼロから試行錯誤を重ね、約1年をかけて配合が完成しました。現在の豆乳はメーカーは変わったものの、当時のコンセプトは変えていません。
――どんな特徴があるのでしょうか。
若林氏:豆臭くなくほどよい甘さがあり、とても飲みやすい豆乳に仕上げています。またフォームミルクにしたときの泡がシルクのようにきめ細やかで、エスプレッソと合わせるとふわふわでなめらかな口あたりのカプチーノやカフェラテになります。
――こだわりのポイントは?
若林氏:豆乳が苦手な方のお話を聞くと、大豆特有の匂いを敬遠されることが多いと分かりました。健康のために我慢して飲むようなものにはしたくなかったので、誰が飲んでもおいしい豆乳を作ろうと思い、風味は一番こだわりました。
大豆の渋みを抑えて牛乳のような滑らかさに整えミルクの風味をプラスすることで、普段牛乳のカフェラテを飲んでいる方もおいしく飲めて、豆乳が苦手な方でも安心して飲める味わいに仕上げました。
――どんな人に飲んでもらいたいですか?
若林氏:健康を意識されている方はもちろんですが、本音としては特別なものとしてでなく、普段カフェラテやミルクティーを飲んでいるお客さまが、気分や日によってソイラテ、ソイミルクティーを選んでいただけるとうれしいです。
――ありがとうございました。